なんちゃら「ハラスメント」という言葉が独り歩きし始めている現代、元はセクシュアル・ハラスメント(セクハラ)から使用されている言葉ですが、現在は何かにつけて「気に食わない」ことにハラスメント付けとけばいいいや的な、非常に面倒な感じで使用されています。そしてついにここまで来たか!と感じるのは、文章に句点を付けることで冷たさを感じるという「マルハラ」だそうで………
メディアが伝える「マルハラ」とは
世の中にはハラスメントが蔓延っていますが、今話題になっているのが「マルハラ」といわれるマルハラスメント。マルとは「句点」のことで、文章の最後に付けるのは当たり前というか考えることでもないのですが……LINEなどの語尾に「。」がつくと印象が悪いのだとか。
“マルハラ”って何? 上司からの「。」が怖い…「怒っている」「距離感じる」の声 “世代間ギャップ”に若者は…https://t.co/cyGwmTzu6C
— 日テレNEWS NNN (@news24ntv) February 13, 2024
印象が悪いくらいならともかく「怒っている」「怖い」とか、ちょっと意味がわからない筆者も「マルハラ」をしているのでしょうか。ただ、確かにLINEなんかで1行返事なんかの時には句点付けることもないなと。ま、それを踏まえた上でも、こういったことをマスコミが垂れ流すのも……ねぇ。
「マルハラ」ってみんな感じるの……?
そんなわけで、筆者の周りのヲタ友達や家族を中心に様々な年代の人に「マルハラ」を聞いてみることに。
・全然気にしないし、考えたこともなかった(18歳・女性)
・本当にどうでもいい…それよりキモDM送るジジイを逮捕して欲しい(21歳・女性)
・なんとなくわかるけど、自分は気にならないっすね(20代・男性・アイドルファン)
・出来ればない方がいいかなとは思うけど、別に怖くはないです(25歳・男性)
・聞いたことないです……それより丸の調子が気になりません?(30代・男性・巨人ファン)
・テレビで見たけど今の若い子ってそんなこと気にするんだ(46歳・女性)
・めんどうだからつけたことがない、いつ実家に帰ってくるの(74歳・女性・母)
筆者の周りの人たちが無関心なのか、それとも田舎だとこんなもんなのかな……。以外なほど「どうでもいい」という反応でした。
話はちょっと変わりますが、句点を打つことを「おばさん構文」と聞いた俵万智さんが素敵な「一首」を残されていました!流石としかいいようがない完璧な返し。
句点を打つのも、おばさん構文と聞いて…この一首をそっと置いておきますね〜
優しさにひとつ気がつく ✕でなく○で必ず終わる日本語
— 俵万智 (@tawara_machi) February 8, 2024
世の中、本当にたくさんのハラスメントであふれることになりました。ただ、セクハラやパワハラは加害者側というか仕掛ける側に問題があると思うのですが、マルハラまで言われてしまうとなんでも「ハラスメント」つければいいのかよ!とも考えてしまいますね。
最近は行き過ぎた規制でテレビがつまらなくなったといいますが、一方的なお気持ち表明でなんでもかんでもハラスメント扱いするネタ切れの「マスコミ」に問題があるような気も……しません?