ハワイといえば、日本でも人気の観光地。連日多くの方が訪れる人気リゾート地であり、将来ハワイで暮らしたいなあ、と思っている方も多いことでしょう。美しい海、美しい空、1年平均して一定の気候、そして美味しい料理。もはやデメリットはないように感じます。ところが、今回の事件を聞いてしまうと、ちょっと怖いな、と感じてしまうかもしれません。いったい何があったというのでしょうか。
溶岩チューブに落ちた男性
Man dies in Hawaii after falling into lava tube https://t.co/zojZfc5x10
— ABC News (@abcnews) November 8, 2019
2019年に、誰もがゾッとする事故がハワイで起きておりました。
米ハワイ州の男性「ニシモト」さん(71)が、自宅の庭で樹木の枝切り中、火山の噴火によってできた「溶岩チューブ」(溶岩洞)に落下して死亡したという。
溶岩チューブは、溶岩が地中を流れ、その後にできた空洞のようなもの。ハワイにはそんな溶岩チューブが無数にあり、柔らかい地面の上に乗ってしまうと崩壊してしまうという。
つまり、ハワイの土地には無数の溶岩チューブが存在し、あやまってその上に乗ってしまうと、今回の「ニシモト」さんのように落下してしまう恐れがある。
まさに「落とし穴」のような事故ですが、穴の幅は60センチとかなり小さい。そんな小さな穴から落ちて、何日も発見されないという状況が「閉所恐怖症」の方からすれば、また恐ろしい。
#News via #NYT by MIHIR ZAVERI "71-Year-Old Hawaii Man Dies After Falling Into Lava Tube" https://t.co/iXoer7Bkcv pic.twitter.com/Y3Bn8IAphn
— Standing with Marco (@StandWithMarco_) November 9, 2019
今回は落下による死亡のようですが、万が一溶岩チューブの中に溶岩が残っていたら、滑落した上に溶岩にドボンという最悪の事態もありえます。
そうなると、いったいどうやって遺体を回収するのか。想像するだけでゾッとしませんかね。
そんな罠がハワイには数多く存在する……かもしれない。
「溶岩チューブ滑落」は、かなりレアなケースかもしれません。ただし、可能性としてはありえるということ。そのような前提を踏まえ、一生暮らせるかどうか、一度検討しなければなりませんね。
Source:abcNews