日本の地上波で『ポツンと一軒家』という日本各地の人里離れた場所に、 なぜだかポツンと存在する一軒家を取材する番組があるのをご存知だろうか。普通では辿りつかない僻地に自給自足で生活する人々のそれぞれの人生が垣間見れて大変面白い番組だ。しかし、同じポツンとでも海外のレベルは尋常では無い。
世界で最も孤独な僧侶が住む最寄りの町から100マイルの島
地球上で最も孤立した場所の1つと見なされているチベットのリトゥオ寺院には、経を唱えたり瞑想したりする日々を過ごす、アファンと呼ばれる一人の僧侶が住んでいる。
Island 100 miles from the nearest town where the world's loneliest monk lives. https://t.co/U0EhS5T0XQ pic.twitter.com/pEKcbPATVL
— Daily Star (@dailystar) April 10, 2021
はい!見るからにポツンと孤立していますね。合成かと疑うレベル。
山の石と呼ばれる孤立した寺院で生活する一人の僧侶
チベットの僧侶、アファン・ピンチョ氏は、チベットのヤムドク湖の孤島にあるリトゥオ寺院の現在の責任者であり、管理人だ。この島は最寄りのギャンツェという町から100マイル(約160km)離れた場所にある。
彼は『山の石』としても知られている寺院で儀式的で純粋な孤立の生活を1人で送っているというのだから驚きだ。
1日はお経と瞑想、水を運ぶことにほぼ費やされる
チベットの3つの聖なる湖の1つと見なされているヤムドク湖。そこに建てられたリトゥオ寺院には、唯一の小道がある。これは、僧侶が導かなければならないライフスタイルの象徴といえる。
アファン氏の典型的な一日は、経典を唱え、瞑想し、湖から寺院に水を運ぶことに費やされる。
僧侶が信仰するダライラマ率いるチベット仏教
アファン氏が信仰しているのがチベット仏教だ。チベット仏教はダライラマ(現在は14世)を最高位としてチベットを中心に発展した仏教の一派であり厳格な規律に基づく出家制度がある。
アファン氏は過去700年にわたってリトゥオ寺院を見守ってきた孤独な僧侶達の歴史を繋ぐ、現代の僧侶である。
彼が亡くなると同時に、彼の立場は他の僧侶によって引き継がれることになるだろう。
古代の石が体を癒す!?
私たちから見ると孤独と不便で苦痛そうな生活を送る一人の僧侶。その寺院には別の魅力があるらしい。古代から神聖とされ祀られてきた『石』があるというのだ。その石には体を治癒する力があるとされており、訪れる信者を癒すというのだから驚きだ。
僧侶自身が「もし一人の生活で病気になったら?」などと心配する必要はない、病気や怪我に怯えることなく自然死を迎えるその瞬間迄一人で元気に暮らしていけるという、驚くべき福利厚生の特典付きなのである。
壮大な景色が広がる秘境
夜になると、上の天の川の場所は透き通っており、とても素晴らしいと言われている。(写真はイメージ)幸運にも寺院を訪れることができた人々は、自身の身に起きた不思議な出来事、魔法のような出来事を描写するそう。
急激な土地開発が進む中でも、このような秘境と呼ばれる場所に、これからもその幻想的な風景をそのまま残し、祈りと共に人々を救って欲しいと願うばかりだ。
石の力も不思議ですが「不思議な力で病気が治癒する」といえば先日話題になっていたこちらのベッドだろう!
あらゆる病気を治す量子ヒーリングベッド、メドベッドで驚異の医療革命!?