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ファンが激白、人気女子プロレスラー木村花さんが生前女子プロレス界に残したものとは


image:秒刊SUNDAY


女子プロレス団体「スターダム」所属の人気プロレスラーで、テラスハウスにの出演で話題となっていた木村花さん(享年22)がが5月23日に逝去されました。現在のところ死因は明らかにされておりませんが、団体を引っ張る人気レスラーの突然の死にプロレス界は悲しみに包まれております。


所属団体「スターダム」が発表




花さんのファンである筆者も、あまりに突然のことで気持ちの整理がついていないのですが・・・所属団体の「スターダム」より木村花さんの逝去が正式に発信されています。今は彼女に対してご冥福をお祈りすることが、ファンとして出来る最大限のことなのではないでしょうか。


木村花さんがプロレスラーになるまで


木村花さんのお母さん、木村響子さんもまた人気と実力を兼ね備えた女子プロレスラーでした。女手一つで花さんを育てていた響子さんの試合中、幼いころの花さんが響子さんを場外で痛めつける対戦相手の前に立ちはだかったことも。既に幼いころからプロレスラーになることを宿命づけられていたような気がします。


お母さんはプロレスを愛し、プロレスと所属団体のスターダムのことを誰よりも考えていました。だから私たちファンは「木村響子」と娘である「木村花」を応援し、愛していたのです。




そんな偉大な母を持つ花さんは、プロレスラーになるべく武藤敬司さん率いるWRESTLE-1(レッスルワン)が設立したプロレス専門学校「プロレス総合学院」に入学します。1期生としてすぐに頭角を現した彼女は、同期であり筋肉アイドルとしても活躍中の才木玲佳さんとの「卒業試合」に惜しくも敗れるものの、高い評価を得ることになります。




木村花さんが女子プロレス界に残したものとは?


晴れて「プロレス総合学院」を卒業した彼女は、初年度から母・木村響子が所属するヒールユニット「大江戸隊」に加入し6人タッグのベルトを巻くなどあっという間に文字通り「スターダム」に上り詰めました。


恵まれたルックス、高い運動神経、レベルの高いマイクパフォーマンスに「プロレス頭」の良さ等、何をとっても抜群に「華」のある彼女の一挙手一投足から目を離すことが出来なくなっていました。


その後正式にスターダム所属となり、母の残したヒール(悪役)ユニット「大江戸隊」を脱退した彼女は自身がリーダーを務めるTOKYO CYBER SQUAD(TCS:トーキョーサイバースクワッド)を立ち上げ、現在に至るまで中心選手として活動していました。


おそらく「テラスハウス」に出ている時の言動も「ヒールレスラー木村花」としてであり、テラハから興味を持って女子プロレスを見始めた人をがっかりさせたくないという気持ちだったのではないでしょうか。テラハで「品行方正な木村花」を見せずにいることが「自由奔放なプロレスラー木村花」のイメージを守ることだと考えていたはずです。


あまり言葉にしていませんでしたが、ファンには届いていました。あなたがお母さんと同じようにプロレスを愛し、女子プロレスを見たことのない人に興味を持ってもらえるように頑張っていたことを。ヒールを貫いていたあなたの数少ない本音がこのツイートに込められているように思えます。




プロレス界からは悲しみの声が続々と・・・


女子プロレス界のレジェンド、長与千種さんは愛のある言葉を送っています。




木村花さんと数々の激闘を繰り広げてきた「スターダム」所属の中野たむさんも、抑えきれない心情を赤裸々に語っています。




プロレスは基本的にヒール(悪役)とベビーフェイス(善玉)が存在して成り立つ格闘技です。普段はヒールを演じているからとはいえ、中身は感情のある人間なんです。22年の短い生涯を終えた彼女の志を無駄にすることなく、同じ悲劇を繰り返さないことが我々に求められていることなのではないでしょうか。


最後に。木村花さん、楽しくて激しくて気持ちの入ったプロレスを見せてくださってありがとうございました。これからもっともっと発展するであろう女子プロレスを見守っていてくださいね。


彼女がインスタグラムに残した言葉、何を思って発していたのでしょうか・・・


Source:スターダム


画像掲載元:SS.ナオキ

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