人気アーティストとして確固たる地位を築いた米津玄師さん。先日待望の新作「STRAY SHEEP」のリリースと同時に各種サブスクで解禁となりファン歓喜の事態となりました。そんな米津玄師さんが以前にインタビューで語っていた、ある心配が現実のものになってしまったのではと話題になっています。
あるアパートで「米津玄師禁止令」が出される
現在、あるアパートで出された張り紙の内容がSNS上で注目されています。
世界初の米津玄師禁止令が出ました。
皆さん、これだけは守って下さい。 pic.twitter.com/5TGmPApWPX
— Uber配達員日記(福岡) (@Uber70982902) September 21, 2020
話題になっている注意書きはこちらです。
張り紙には
騒音に関する注意
入居者の方より、お風呂場での歌声(米津玄師:Lemon)等が早朝・夜中に響いてうるさいとの苦情を何度も頂いております。
とのことで、要するに大声で歌うのはやめてほしい、という旨の管理会社からの注意なのですが、ここまでピンポイントで歌手名、曲名を指すケースはあまり見たことがありません。
そしてこの張り紙の内容。米津玄師さんが以前にインタビューで語っていた、ある心配が現実になってしまったのでは、という声が寄せられる事態となっているのです。
米津玄師の懸念が現実になってしまったとの声も
11日水曜日のzeroカルチャーは米津玄師さんの特集を放送する予定です。
新曲「馬と鹿」のMVが1000万再生を突破するなど、話題の米津さん。
歌詞に込めた思いや今の社会に対して抱く危機感など幅広く話を伺いました。
※放送日は変更になる可能性があります。#newszero #米津玄師— news zero (@ntvnewszero) September 9, 2019
米津玄師さんは、以前にnews zeroでインタビューを受けています。
その際に語っていた内容で自身の曲、Lemonを例に「だから色々な人に広く届いていくような音楽っていうのはその存在だけでやっぱり誰かを傷つけている」というものがあります。
少し前、米津玄師がインタビューで「僕の曲がヒットすると、街中で僕の音楽が流れる。それは僕の音楽に興味がない人に強制的に聞かせることでもあって、つまり僕の音楽は人を傷つけてもいる(大意)」と言ってて、「繊細すぎるだろ」と思っていたのだが、だんだんその感覚が理解できるようになってきた
— MAEDA Takahiro (@maesan) September 16, 2020
この繊細な気配りや音楽観に感動するファンの声がSNSには多く寄せられていました。
米津玄師さんが「僕の曲が売れる度に街中で流れる様になって、僕の曲を聴きたくない人を傷つけている」的な話をしてるのを最近知りましたが、まさかそれが第三者によって引き起こされているとは・・・
— クジャタ在住のリャ☆おじさん (@ira_rya) September 22, 2020
しかし、今回の騒音に対する張り紙、あるアパートの一件ではあるものの「米津玄師さんの心配が現実になってしまった」という声も。
米津玄師禁止令って何事?って思ったらそういうことかwww
お風呂は響くから歌いたくなる気持ちはわからなくはないけど、これは他の住民に正体はバレなかったとしても知ったら変な汗かくねw<RT— ∠リルリル/子顔道産子 (@Riru2Green) September 22, 2020
もちろん、多くは「つい歌いたくなっちゃう時ってあるよね」「米津玄師禁止令は流石に笑う」「感電やパプリカなら大丈夫だったのかな」など微笑ましいと感じるユーザーが大多数のようです。
インタビューだけではなく日頃のSNSでの投稿からも優しい人柄や繊細さが伝わる米津玄師さん、今回の件を知ることがあっても傷つかないでほしいものです。