日本での日常生活の中で見ない日はない漢字。時には読めない漢字を見かけてしまう事もありませんか?今回は、読めそうで読めない難読漢字をヒント付きのクイズ形式で5問出題いたします。今や脳トレの定番ジャンルとして人気の難読漢字!頭を柔らかくして、ぜひ楽しみながらチャレンジしてくださいね。全問正解を目指しましょう。
【1】奏める
「奏める」は何と読む?
【ヒント】奏でる(かなでる)という漢字ですが、読み方はかなめるではありませんよ。す〇める。「す」から始まる4文字の言葉です。
答え:奏める→すすめる
「奏」という字が入る名前は近年人気があります。例えば、奏多(そうた/かなた)・奏(そう/かなで)・奏哉(そうや)・奏汰(そうた)などです。華やかで優雅なイメージがあって素敵な名前ですね。
【2】系ぐ
「系ぐ」は何と読む?
【ヒント】ビジュアル系、草食系、家系などに使われる系(けい)という字ですが、読み方はけいぐではありません。読み方は、つ〇ぐ。「つ」から始まる三文字の言葉です。
答え:系ぐ→つなぐ
また「系」という一文字で(すじ)とも読み、「系」には、深い関係があり次から次へと途切れずにつながっていること・そのようにつながりのあるもの・いとすじ・すじみちという意味がありますよ。
【3】禍々しい
「禍々しい」は何と読む?
【ヒント】コロナ禍の禍(か)という漢字ですが、かかしいとは読みません。ま〇ま〇しい。「ま」から始まる6文字の言葉です。
答え:禍々しい→まがまがしい
禍々しいには下記のような意味があります。
1 悪いことが起こりそうである。不吉である。「―・い出来事」
2 いまいましい。好ましくない。
「いと―・しき筋にも思ひ寄り給ひけるかな」〈源・藤袴〉
3 いかにももっともらしい。
「―・しいあの嘘わいの」〈浄・油地獄〉
引用:コトバンク
【4】轆轤
「轆轤」は何と読む?漢字検定1級レベルの超難問です。
【ヒント】 轆轤は、円形の陶器を作る回転円盤のことです。ろ〇〇。「ろ」から始める三文字の言葉です。
答え:轆轤→ろくろ
轆轤には歴史があり、弥生時代の唐古・鍵遺跡出土の木製容器に使用された痕跡があったり、弥生土器についても簡単なものが使用されたと推定されているようですよ。
【5】撓む
「撓む」は何と読む?こちらも漢字検定1級レベルの超難問ですよ!
【ヒント】撓むは、他から力を加えられて弓なりに曲がる・しなうといった意味があります。た〇む。「た」から始まる三文字の言葉です。
答え:撓む→たわむ
また、撓む(たわむ)の送り仮名を変えると、撓(しおり)・撓める(いためる/たわめる)・撓ける(くじける)・撓う(しなう)・撓る(しわる)・撓める(ためる)・撓れる(みだれる)という読み方もあるので、あわせて覚えておきましょう。
今回は、読み方に迷ってしまう意外と読めない難読漢字をご紹介いたしましたが、全問正解出来ましたか?
漢字マスターになるべく、しっかり覚えておきたいものです。
難読漢字といえば、鹿驚←は読めますか?こちらも頭を抱えてしまう難問ばかりですよ!
Source:漢字辞典オンライン・コトバンク