時代とともになくなっていくものは沢山あります。たとえば、固定電話は次第に携帯電話に、そしてスマートフォンに進化。レジもそろばんから、打ち込みのレジ、そして今はバーコードスキャンとなっており、次々と技術が新しくなります。それとともに、それを担っていた仕事も減っていくわけですが、ここにきてとんでもないシステムが終了したということです。
一太郎が役所で終了する
速報ですが、掛川市役所ではワープロソフト一太郎の使用を今年いっぱいで終了し、Wordに統一することにいたしました。
— 久保田崇 (@takashi_kubota) June 18, 2020
静岡県掛川市の副市長、久保田氏によると、一太郎の使用を終了するとのこと。
一太郎は、ジャストシステムが開発した、ワープロソフトで、1985年に登場。今ではマイクロソフトの、WORDが主流ではありますが、こちらのワープロソフトは、なんとそのマイクロソフトの名を轟かせたWindowsが出るまでの、MSDOSの時代から存在する、由緒正しいソフト。
しかし時代とともに次第にWORDのシェアが増えてきたため、一太郎を利用する業者は減ってきた。2000年代には、多くのパソコンにバンドルされていたものの、いまはほとんどがWORDなどを含むOFFICEであります。
ということで、今更一太郎を使っているところも少ないわけですが、どうやら静岡県の掛川市ではまだ使っている模様。今後、WORDに切り替えることで、多くのパソコンをかいかえなくてはならないのと、覚えなければならないという手間がかかり、今日に至っているものと思われますが、中には・・・
「一太郎」は、毎年バージョンアップしていて、サポートもしっかりされているワープロソフトですよ。私はWordと両方使っていますが(お仕事先でWord対応という所は多い)、「日本語で文章を書き、レイアウトする」という意味では、一太郎のほうが圧倒的に使いやすいと思います。
— 藤浪智之 (@tokeneko) June 21, 2020
使いやすいという方も。
実はサポートもTwitterでは存在しており、現役で活躍しております。そんな一太郎も、役所関係での対応がなくなってくるとなると、いよいよシェアが激減していくのは必至です。
なくなってしまうとなるとある意味寂しい気持ちもありますね。
Source:ジャストシステム