僕らのようにライターをしていると、幾度となくお世話になっている「いらすとや」さん。一方で僕は作曲家もやっておりまして、無料で曲作ってるよ、配布してるよーなんて人がいたら本当に恐ろしいなとも思いました。そんないらすとやさんの無料での公開でお仕事がなくなっていく人たちの悲痛な叫びが話題になっていました。
ルール違反ではないけど、やめてほしい...
その先輩は腕が良くて、先輩や私のように色々なジャンルや絵柄を描く者なら、いらすとやさんはさほど脅威にはならないんだけど…
先輩は個人ではやれても会社を維持するのはもう厳しいみたいな。私らでも仕事が完全に競合するのが無料配布では敵わない。おまけに出版大不況。詰む
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— たま、絵仕事
(@hantutama) August 20, 2019
中にあるとんかつ屋のお話で見ると、一般の人にも想像つきやすいかもしれません。自分が商売している分野で、同等かそれ以下のモノだとしても自分よりコストを抑えられると競争で負けてしまう。そうなるとその分野は成長しないという、言うなればデフレみたいなもんですかね。
なぜ膨大な作品群を無料配布するのか。
趣味か、世の中を自分のイラストだらけにするためか?関連グッズでの儲けは出て来ているだろう。
しかし…同業者を淘汰し、出版やテレビ、諸々の企業が、もう、いらすとやさん無しではやれない体質にしておいてから次なる展開に移るとしたら凄い策士だ
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— たま、絵仕事
(@hantutama) August 20, 2019
いらすとやさんはたしかに、あの絵柄で使いやすく無料なので使ってしまうんですよね...
淘汰だ。他の業界でもあるあるの話だという反応も。
消費者としてはタダや安いのが良いに決まっている。
しかし生きるためにはお金が要る。どこの家庭にも働き手がいる。
その働き手と会社の仕事をタダでやる者が現れたら皆やっていけないだろう。
消費者目線をやめてみると怖いお話になります。— たま、絵仕事
(@hantutama) August 20, 2019
もしサラリーマンの方だとしたら、何故か給料半分で同じレベルで仕事する人達が大量に入ってきたのでみんなリストラするね!でまったく管理職が育たなくなり結果悪くなるみたいなものでしょうか。
いらすとやさんが悪事を働いているわけではないし、
人や企業がタダや安さに飛びつくのは当たり前。
有料のせいか干上がってしまった大勢のカット描きが悪い訳でも無く、市場原理だ乗り越えろ!って、みんな普通の人。超人じゃないから。引力に従って転がって行く人の世のかたち...
— たま、絵仕事
(@hantutama) August 21, 2019
しかしどうにもならないのも現状。ある人は、替えの利かないレベルのモノを作れば良いという方もいらっしゃいましたが、無料で...というモノは漫画や音楽、動画などでも問題になってしまっています。せっかく良いモノを作っても無料で消費されていくと頭打ちになってしまうのもいかがなものでしょう...?
(といいつつ)画像掲載元:いらすとや