現在新型コロナウイルスの影響で、関東地方を中心に感染者が増加しているにも関わらず、国としては旅行を促進させるというキャンペーン「GOTOキャンペーン」が今月22日から前倒しで行われるという問題で、多くの異論が噴出しております。もちろん経済を回さなければならないという問題はあるわけですが、一方、感染者が全国に拡大するという懸念もあります。そんな中、イギリス版のGOTOキャンペーンが神過ぎます。
イギリスのGOTOキャンペーン、消費税(VAT)が20%→5%に!
I was going to come up with more VAT related puns, but it was just too taxing. pic.twitter.com/6WMu41D4FR
— KFC UK &Ireland (@KFC_UKI) July 14, 2020
なんともわかりやすいキャンペーン。
イギリスでは商品・サービスなどにかかる付加価値税(VAT)、つまり日本で言う消費税にあたるものが、なんと20%から5%に下がるのだという。これにより数多くのコストが実質下がることになります。
イギリスのリシ・スーナク財務相は8日、新型コロナウイルスの流行で打撃を受けているホテル・外食産業や観光業の刺激策を発表した。8月中の外食が最大50%の割引となるほか、7月15日からの6カ月間、これらの業界のサービス・商品にかかる付加価値税(VAT)を20%から5%に引き下げる。
なんと飲食代が最大50%も割引にもなるという。いわば、日本で言う「GOTOキャンペーン」の飲食店バージョンのようなものですが、非常にこれはありがたい。
「Eat out to help out(助けるために外食しよう)」計画では、月曜日から水曜日に外食すると、飲食代の最大50%の割引が受けられる。1人当たりの割引額は最大10ポンド
引用:BBC
で、本題はここからですが、早速あの大手ケンタッキーフライドチキンがこのキャンペーンをうけ、ある商品を50%OFFにするという。言うならば、Eat Out キャンペーンというべきか。
その商品は「ボーンレスバケット」
KFC to slash price of boneless bucket in half due to VAT cut https://t.co/mMeHieCAJ8 pic.twitter.com/wdlo7zCYNC
— The Sun (@TheSun) July 14, 2020
ポテトやナゲットなどが入ったバゲットのようなものでこれが10ポンド(1,300円)から4ポンド(530円)に値下がりするという。
もちろんこの対応は、ケンタッキーフライドチキンだけでなく他の飲食店にも影響するわけで、例えば、材料費などのコストが大幅にダウンすることも予想され、ケンタッキーフライドチキンに追随する形で始まるものと考えられます。
以前は無料になると話題となったケンタッキー
減税に加えEat Outキャンペーン。もしこれが日本でも始まれば、消費税が5%に、そして飲食が最大50%オフになる。間接的に様々な経済を回すこととなり、最大限の恩恵は受けられるのかもしれません。
Source:MirrorUK