GoToイベントの後継企画として、各種イベントが安くなるイベント割がスタートしました。これを受けてディズニーリゾートも、ワクワクパスポートを導入することを発表したのです。みんな喜ぶ企画かと思いきや、事前購入者、年会費を払っている「ファンダブル」会員の人から不満の声が続出しています。
イベント割とは
新型コロナウイルス感染拡大防止による開催中止や縮小開催など大きな打撃を受けている文化系、スポーツ系のイベント業界を盛り上げるために設立された事業です。これは感染拡大によって中断されてしまったGoToイベントの後継事業にあたります。
10月11日から開始で、全ての都道府県で利用が可能です。対象のイベントのチケットが20%割引で購入することができます。
ただし、このイベント割には適用条件があります。それは、ワクチンを3回接種完了しているか、コロナウイルスの陰性の検査結果を保持していることです。
ディズニーの出したイベントワクワク割対象パスポートはなぜ不満が出た?
揺るぎない人気を誇る東京リゾートもこのイベント割を適用したサービス「イベントワクワク割対象パスポート」を開始すると先日発表しました。
【ニュース!】
2022年10月13日(木)から2023年1月31日(火)までの期間限定でご利用いただける、イベントワクワク割対象のパークチケットの販売が決定しました
くわしくはこちら>> https://t.co/GNplPwtTfq— 東京ディズニーリゾートPR【公式】 (@TDR_PR) October 11, 2022
イベントワクワク対象割パスポートの内容は、通常休日だと9,400円(税込)する1デーパスポートが、大人料金だと日によりますが6,320円〜7,520円で購入することができます。
大人 ¥6,320 / ¥6,720 / ¥7,120 / ¥7,520
一見、誰もがハッピーになれそうなパスポートですが、Twitterでは不満の声が多数見受けられました。よくよく読むと、何ヶ月も前からディズニーを楽しみにチケットを購入していた人が、場合によっては損をしてしまう場合があるようです。
・事前予約した人もワクワクパスポートに変更できるっていうけど、全然繋がらない間に行きたい日のワクワクパスポート売り切れてた
・国主導で大変なのはわかるけど、アクセス繋がらなくてその間に売り切れたから変更できませんは辛い
・事前予約した人を優先してくれてもよかったのでは?
・後から買った人の方が得するのはなんか納得がいかない
さらには、年会費を払って割引を受けられるサービス「ファンダフルディズニーパスポート」を持つ人からも不満の声が漏れています。
・年会費払っているのにファンダフルのチケット割引より安いってどういうこと?
・払い戻しもできるみたいだけど、それよりちゃんとファンダフルの枠確保してほしい
・ファンダフル持ってる人キレていいんじゃない?
こんな声があがるのには理由があります。ファンダフルパスポートは、年会費が税込 5,940円で、大人であれば1日あたり1,000円の割引サービスが受けられるというものなのですが、イベント割の方が安くなってしまうのです。
こちらのファンダフルパスポートに関しては、条件を満たせば返金も可能なようです。
ディズニーファンは、何ヶ月も前から「夢の国」を予約して楽しみに準備していたのに、突然始まった後からの割引サービスに変更するのも手間がかかり、手間をかけた割にサービスが受けられず不快に感じてしまったのです。
前にビリーヴの穴場鑑賞エリアがパケパ対象になった時もファンには衝撃が走りましたが、「夢の国」としてみんながハッピーになれるよう、これからもディズニーさんには頑張ってほしいところです。
source:東京ディズニーリゾート