イオンでお葬式事業を執り行っているというのも驚きですが、今回はそんなイオンのお葬式においてとんでもない広告が話題となっております。そもそもお葬式というのは、厳かに行われるもので、大々的にセールをやるものではないというのが、日本人の考え方。しかし時代も変わればその風潮も変わってくるのかもしれません。
イオンのお葬式の広告が・・・
毎日広告デザイン賞。イオンのこの広告が選ばれていることが悲しいですね。違和感というか、何かを冒涜しているような気分になりはしまいか。作り手も選び手も途中で踏み止まることはできなかったのだろうか。 pic.twitter.com/RkSww7V3qo
— カレー坊主@吉田武士(僧侶Lv10) (@curry_boz) October 4, 2020
ということで今話題となっておりますのは、こちらのイオンのお葬式の広告。なんと位牌がパックに詰まっているという衝撃的な写真。なんなら「タイムセール」か何かが始まり、かなりお値打ちになりそうな勢いである。
しかしながら、このような業種にとってそのへんは最もなーバスな問題であり、タイムセールなどもってのほか。最近では安く済ませる家族葬なども主流になりつつあるが、カートか何かに入れてやすさをアピールするというのはまだまだ受け入れがたいようだ。
こちらは、第87回毎日広告デザイン賞の入賞作品で、当然ながら毎日新聞が行っているものです。その作品一覧はこちらから確認できます。
第87回毎日広告デザイン賞
https://macs.mainichi.co.jp/design/ad-m/work/8501.html
受賞作品です!とイオンモールでポスター貼られているそうな。
怒りを通り越して、悲しいんですけど…。
これを見た人は喜びますか?たしかに認知は広がるでしょう。○○にはフタをしておけとでも?ぷんぷん第85回入賞作品一覧 広告主課題の部 | 第86回毎日広告デザイン賞https://t.co/yJG7QudYjw pic.twitter.com/GItSLjHR6m
— ようがくじ「不二の会(ぷにの会)」@向井真人MahitoMukai (@puninokai) October 4, 2020
やはり、位牌がパック入りとなっているという状況は不謹慎や怒りという概念を通り越し、このような考え方が受け入れられているという状況が悲しいという意見が多いようだ。
更にこの問題をツイートしているのは、出家されているお坊さん。
本来、ひとの命は安売りするものではなく、もう少し尊いものであっても良いのではないかという考え方なのかもしれません。
コロナ禍でのあまりに不謹慎なクレーンゲームも話題ですが
さてこの問題はこのご時世一体どう扱われていくのであろうか。
Source:イオンのお葬式