勝負の2週間、我慢の3週間、この連休が勝負・・・などなどコロナの拡大防止に関して数々のフレーズが登場している東京都ではありますが、この決め台詞が、あの北朝鮮のコピペにそっくりだと話題となっております。北朝鮮のコピペといえば、ミサイルを発射すると予告するセリフをチャーハンに例えたものだ。
無慈悲な北朝鮮チャーハンコピペとは
無慈悲なチャーハンコピペとは、弾道ミサイルで敵国を攻撃する際の決め台詞を、チャーハンに例えたものである。
結果ミサイルを打つわけでもなんでもなく、ただの脅しレベルとしての認識が強いが、結局何も出来上がらないという、あまりに無慈悲過ぎる様をチャーハンに例え「いいから早くしろ」と心のなかで言わせる為の心理的な心の揺さぶりには使える。
・ 緊急献立会議した・ チャーハンを作るよう指示した。・ 食材を仕入れるよう指示した。・ 食材を仕入れる準備に入った。・ 食材の仕入れが完了し調理待機状態に突入した。・ 食材の下拵えを指示した。・ 鋼鉄の包丁がかつてない程の切れ味で食材を切り裂くだろうと発表した。・ 鋼鉄の包丁が待機状態に入ったと発表した。・ 食材の下拵えが終了したと発表した。・ 下拵えを終えた食材が待機状態に入った。・ 鋼鉄のフライパンを準備するよう指示した。・ 鋼鉄のフライパンのが待機状態に入った。・ チャーハンの調理を指示した。・ チャーハンの調理が可能な待機状態に突入した。・ 強力な火力で炒めるだろうと発表した。・ ガスコンロが待機状態に入った。・ お昼までに重大な決断をすると発表した。・ お昼のメニューがチャーハンに決定したと発表した。・ チャーハンを作ることが承認された。・ この世の誰も体験したことのない革命的食感のチャーハンになるだろう。・ 本物のチャーハンを味わうこととなるだろう・ カレーライスの予定を白紙に戻す決定が下った。・ ガスコンロの元栓が総解放され、残されたのはチャーハンの調理だけだ。・ チャーハンの調理開始まで1分1秒の状態だ。・ すでに客には通告している。
・ 本物のチャーハンの味見せてやる
チャーハンコピペのような局面
首都圏、正念場の2週間 コロナ緊急事態宣言、再延長 https://t.co/cnFmelfDR2
— 共同通信公式 (@kyodo_official) March 8, 2021
それを踏まえ、東京都のコロナ拡大防止に関しては思えば、昨年からいろいろな局面が発生していた。結果、大きな効果はなかったが、毎回「勝負」「我慢」「特別」など、チャーハンコピペにそっくりな展開となってしまったようだ。
◆2020年
3月「この1ヶ月が勝負」
4月「緊急事態宣言」
5月「GWも自粛」
6月「緊急事態宣言に向けた準備」
7月「この夏は特別な夏」
8月「夏休みも自粛」
9月「ここが山場」
11月「我慢の3連休」
12月「勝負の3週間」「我慢の3週間」「年末年始が分水嶺」
◆2021年
1月「緊急事態」
2月「背水の連休」「延長」
3月「2週間が正念場」「さらに延長」
4月「まん防」
様々な局面があったが、改めてこれほどまでのバリエーションが存在するのかと、つくづく政府による日本語の引き出しの多さに驚く。
しかし連発しすぎにより、局面ワードが枯渇するのではないかと、そろそろ国民も危惧しだすのではなかろうか。
ということで次はどのような無慈悲な局面になるのか。