意味など全くないように見える6枚のカードですが、実はそれぞれのカードに文字が隠されているのです。あることに気付くと、一瞬のうちに6枚のカードに隠されている文字を解読することができます。すべてのカードは、同じルールによってつくられています。あなたはそのルールを見破って暗号を解き明かすことができるでしょうか。
これらのカードは、いったいどのようなルールで作られたというのでしょうか。先ずは、6枚のカードをじっくりとながめてください。勘のよい人は、既に何かひらめいているのではないでしょうか。反面、「なんとなくひらめいているけれど、その先に進まない」とか「全く分からない」という人もいますね。
では、少しずつヒントを出していきましょう。
6枚のカードに1から6までの番号をつけました。3番目のカードを利用して、カードに隠されている暗号のルールを探っていきましょう。
3番目のカードを少し大きくしてみました。このカードに描かれている赤い部分は左側にしかありません。もし、右側に隠されているものがあるとしたら、それは何なのでしょうか。カードの右側には、左側に続く赤い部分があります。少しだけお見せしましょう。
本当に少しだけですね。これだけではよくわかりません。もう少し赤い部分を増やしてみましょうか。
今度は、赤い部分が大分ふえましたよ。ここまで増えると、「わかったぞ！」という人が随分と増えたのではないでしょうか。
3番目のカードには、アルファベットの”M”という文字が隠されていたのです。赤い部分を増やすことにより、”M”という文字が浮かんできましたが、一人で考える時には赤い部分を増やしていくことはできません。では、どのようにしたら、この文字を見つけることができるのでしょうか。もう一度、6枚のカードを並べてみましょう。
3番目のカードに”M”という文字が隠されていました。では、4番目のカードに隠されている文字は何だと思いますか。これがわかれば、あなたは残されたカードすべてに隠されている文字を見つけることができるでしょう。
4番目のカードに隠されている文字は、アルファベットの”A”です。”M”と”A”に共通する性質はないでしょうか。
どちらの文字も、左右対称になっています。このことがわかると、残されたカードに隠された文字もわかりますね。
－答えです
6枚のカードに隠されていた文字は、”TOMATO”でした。最初に見たときには、何の意味ももたない、ただの意味不明なカードでしたが、左右対称な文字の半分だけが描かれたカードであることに気付けると、”TOMATO”という文字を簡単に見つけることができます。
画像の中に隠された文字やメッセージを見つけ出せる人は、特殊能力でも持っているのでしょうか。そういう人は、できたらコナン君を超えられるかも？！赤いデザインの中に隠されている文字を探し出せ！ という問題も簡単に解いてしまうのでしょうか。
