ニュースでは連日の「猛暑」を異常気象と表現し、あたかも地球の気候がおかしくなってしまっているかのように報じておりますが、そもそも地球の気候は一定ではなく、ある程度上下をします。数十年のレベルで見れば確かにココ最近の気候は異常です。しかし46億年の歴史から見ればそうとは限らないのかもしれません。とはいえこの世紀末的な状況は否定出来ないわけでしてとある現象が懸念されております。
ー7月28日(土)早朝に皆既月食
7月28日早朝に皆既月食が始まります。キリスト教徒の原理主義者たちは、この皆既月食は「危機が差し迫っている状況」とし、戦争や病気の蔓延が発生する兆候であると信じております。つまりキリスト教徒にとってこの皆既月食は単なる天体ショーではなく、なにか「不吉な予感」であるという象徴でも有るわけです。
Super low tide in #Venice today. Anything to do with the Super Blue Blood Moon in Leo? pic.twitter.com/y9p0Ygc6qk
— Cat Bauer in Venice (@Cat_Bauer) 2018年2月1日
今年の2月の皆既月食ではベニスの街の水が枯れるという怪奇現象も起きております。
確かに、何かしら問題が起きるのかもしれません。
ー31日は火星大接近
さらに、火星が約2年2カ月ぶりに大接近し、地球からも肉眼ではっきり赤い星を確認することが出来るのです。火星大接近・皆既月食により更なる災いが発生すると早くも恐れている人が多いようで、一部のキリスト教徒の原理主義者は、これらのW天体ショーは「悪夢の前触れ」だと信じております。
ー日本では見られない。
ちなみに日本では皆既月食・火星大接近以前に、台風が接近し天候は大荒れ。
太平洋側ではほとんど観測することは難しいでしょう。
皆既月食があってもなくても日本はいずれにせよ悪夢であることには変わりはありません。
見られないということで恐らくこちらのネタが蔓延するでしょう。
くれぐれも釣られないようご注意ください。
画像掲載元:写真AC