カードが９枚あります。９枚のカードに描かれている黄色の部分は、ある漢字の一部分です。正方形の台紙に漢字１文字を書き、９個の正方形に切り分けたものです。分け方は、縦３個・横３個です。切り分けたものを適当に並べました。回転させているものもあります。もとの漢字の形はそれほど複雑ではありません。切り分ける前の漢字を答えて下さい。
漢字を切り分けてしまうと、もとの形が全く分からなくなってしまいます。境界線が直線になっているジグソーパズルと考えると、普通のジグソーパズルよりも簡単にできるかもしれません。そうはいっても、回転させているものもあるのでやはり手強そうです。
－２枚のカードを移動してみましょう
２枚のカードを正しい位置に移動しました。右上とまん中の列の一番下に移動しました。そのままではわかりにくいので、移動したカードの文字の部分はオレンジ色に変えてあります。しかし、これではまだもとの形を想像できそうにもありません。
－もう２枚移動してみましょう
次に左上とその下に移動してみました。左側の上は「ケ」という形に似ていませんか。その下は「木」という形に似ていませんか。かなりもとの形に近付いてきています。そろそろ「わかった」という方もいるのではないでしょうか。
回転させているカードがあるはずなのですがまだ使っていません。このカードを見抜くことができると、もとの漢字も想像しやすくなります。回転させているカードは全部で３枚です。そのうちの２枚は左下のカードとまん中の列の一番上のカードです。
－最後のヒントです
２枚のカードを正しい向きにして、正しい位置に移動しました。どうでしょうか。もう一息です。残っているカードは３枚です。そのうちの１枚は回転させているカードです。回転させているカードはどれでしょう。
まん中の列の一番上にあるカードが回転させているカードです。赤い色を付けてみましょう。
赤い色を付けたカードを図のように回転します。これでもとの漢字が出来上がるはずです。頭の中で移動してみてください。
－答えです
これがもとの漢字でした。「箱」という漢字です。
手元にカードがあるとカードを自由に動かして考えることができるのですが、頭の中で考えるのは大変だったのではないでしょうか。でも、時には脳みそを最大限に使ってみるのもよいかもしれません。
漢字のパズルを自作してお友達と解きあってみるのも楽しいのではないでしょうか。
（秒刊サンデー：わらびもち）
