今回ご紹介するのは極限状態を楽しむスポーツです。スポーツの舞台は「洞窟」で誰の目にも触れたことのない場所を探検できる欲求と、偉業を味わうことができます。スポーツとしての歴史は古く、1880年代後半にはフランス人探検家Edouard-Alfred Martelによって設立されたと言われています。 1941年には洞窟学会を創設し、spelunkingというフレーズが誕生しました。
この洞窟の恐ろしいポイントはシャフトを揺らしながら急な壁を登ったり、小さな穴に体をねじ込んだり、時には化学物質の障害を受ける可能性がある点です。
この難所のせいで、毎年死亡者が出ています。その数は毎年20名ほどに及びます。
それ故に、毎年の死亡者数が後を絶ちません。ナショナルジオグラフィックがインタビューしたプレイヤーによると、この場を訪れると亡くなった友人を思い出さずにはいられないようです。
綺麗な光景が広がりますが、無傷でいたいならおすすめはしません。ゴツゴツした岩が立ち並ぶこちらの洞窟の危険度は高いと言えるでしょう。
過去にアウトドア愛好家アロン・ラルストンはこの洞窟内で悲劇に見舞われました。岩の間に手が挟まり抜けなくなってしまったのです。食料も水も少ない状況で彼が下した決断。それは自分の腕を切り落とすことでした。
この出来事は映画「127時間」のモデルとなっています。
こちらの洞窟は美しい自然と「死」を体験できることができます。
古代の人々は洞窟に住み、また遺体を埋葬する習慣がありました。そんな古代の痕跡を発見する機会も少なくはないようです。さらにこれは現代でも言えることです。
洞窟内で亡くなってしまった遺体が回収できずに残っているそうです。しかしながら、その遺体が位置情報のポイントとなっていることもまた事実。
生と死を味わえるスポットと言えますね。
以上、危険すぎる洞窟探検をお伝えしました。