ネットスラングというものはその時代に応じて変化していくものですが、今や使われなくなってしまったものや、むしろ一般的になったものもあります。その中で最も一般的になったものと言えば「w」ではないでしょうか。「w」は「わらい」の略称で最初はネットゲームでいかに早く相手に情報を伝えるかということで最適化された文字でした。
本日も撮影なう。ワロス。
— 真木よう子 (@makiyokohonnin) 2017年6月28日
さてそんなネットスラングで10年ぐらい前に話題となったあのフレーズ「ワロス」ですが、なんと女風の真木よう子さんが使って話題を呼んでおりました。「今日も撮影なう。ワロス。」。かなり無理矢理感があります、なぜならば「○○なう」はここ最近Twitterを始めとするSNSで話題となったスラング。それに対し「ワロス」は10年前の2ちゃんねるのVIPPERと呼ばれる集団中心に流行った言葉。
つまり今のスラングと昔のスラングをごっちゃ混ぜにしたカオスである意味高度なテクニックです。コレにはファンも驚きの様子で
ワロスって姉さん(笑)
— 蔵居 慧之 (@rbDwS0e8vLMzUft) 2017年7月2日
ようこクソワロタ
— 佐藤駿 (@1vuljwgug) 2017年6月29日
何がおもしれんだよ
pic.twitter.com/vmYniZQ1Yj
— アナルー (@sakota69) 2017年6月28日
などと突っ込まれております。最近では「ワロス」ではなく「ワロタ」もしくは「草」「w」などが使われておりますが、真木よう子さんはもしかしたら筋金入りのVIPPERの残党なのかもしれませんね。とはいえある意味ワロタは(笑った)と過去形、ワロスは現在進行系。
あえて使い分けている可能性もあるので、そういう意味では間違いではないのです。
ー参考:ワロタのガイドライン