2021年上半期において、オンラインで販売されたボルボ車の数は、2020年の同時期と比べて5倍以上に増加した。この増加は、より多くの市場での幅広い提案と相まって、顧客のオンライン販売に対する需要が高まったことによるものだ。
ボルボのリチャージ・ラインナップは、電気自動車またはプラグインハイブリッド・パワートレインを搭載した外部充電可能なモデルで、引き続き好調を維持し、今年の上半期に世界で販売されたすべてのボルボ車の24.6%を占めた。2020年上半期と比較すると、リチャージモデルのシェアは150%近く増加している。
地域別に見ると、米国での販売台数は上半期に6万3754台に達し、前年同期比で47.4%増加した。XC60、XC90、XC40を中心としたSUVラインナップが引き続き好調で台数増加に貢献。 6月の米国での販売台数は、18.0%増の1万2258台だった。
一方、欧州における上半期の販売台数は、新型コロナウイルスのパンデミックの影響を受けた2020年の同時期と比較して、35.4%増の16万6822台を記録。この期間の増加は、主に英国での好調な業績がもたらしたもの。6月の欧州の販売台数は1.3%増の2万8695台。
そして中国での上半期の販売台数は、2020年の同時期に比べて44.9%増の9万5252台となった。6月の販売台数は10.4%増の1万6680台。
日本では6月の販売台数が前年同月比58%増の1825台となり、4月、5月に続き前年同期を上回った。また、日本の上半期の販売台数は8428台となり、対前年同期比17%の増加となった。XC40、XC60、XC90の好調に加えて、ステーションワゴンのV60の販売増が寄与している。
モデル別に見ると、2021年1~6月の販売台数は「XC40」が11万8121台(2020年:6万8359台)でトップ。これに11万3500台(2020年:7万8761台)の「XC60」、5万4177台(2020年:3万7918台)の「XC90」が続いている。