・C(コンフォート):デフォルトのモード。走行状況、走行距離に応じて駆動方式が選択されるモード。
・ECO(エコ):電気モーターでの走行が優先されるモード。走行状況と走行距離に応じて最適な駆動方式が選択される。
・S(スポーツ):最高のレスポンスによりスポーティな走行性能を実現することを重視したドライブモード。
・I(インディビジュアル):走行特性、ステアリング特性を個別に設定できるカスタマイズ可能なドライブモード。
・EL(エレクトリック):セーリングモードが作動し、140km/hまでの速度で電気モーターのみでの走行が可能。
・BL(バッテリーレベル):充電量を一定に保つため、ハイブリッドシステムによる駆動方式を選択。
ELモード走行時には、ステアリングホイール裏のパドルによりバッテリーへのエネルギー回収量を5段階で調整できる。パドルは左側が回生レベルの上昇、右側が低減のスイッチとなっており、以下の段階が設けられている。
・D+:コースティング
・D:軽度の回生ブレーキ
・D-:中程度の回生ブレーキ
・D--::強度の回生ブレーキ(ほとんどの場合、回生ブレーキだけで十分な減速が得られる)
・D Auto:前走車との車間距離、登坂・降坂などの道路状況などを加味し、最適な強度の回生ブレーキ
なお、完全に停止させる時は回生ブレーキの設定に関係なく、純エンジン車と同様のブレーキ操作を行う必要がある。
A250 eに搭載する「インテリジェントアクセルペダル」は「プレッシャポイント機能」を備えている。ELモードの際、これ以上アクセルを踏むとエンジンも使用しなければならないというモーター走行の限界点でアクセルペダルの抵抗を増してドライバーに知らせることにより、無駄なエネルギーの消費を抑えるドライビングを実現する。
このほか、既に発売されている純エンジン車のAクラスと同様に、対話型インフォテイメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)」が採用(オプション設定)されたほか、多彩な先進運転支援機能で構成する「レーダーセーフティパッケージ(A250 e専用)」が標準装備されている。
内外装はでは、AMGスタイリングパッケージ(フロントスポイラー/サイド&リヤスカート)を装着するほか、18インチAMG 5ツインスポークアルミホイール(タイヤサイズは225/45R18)や、パドルシフト付きの本革マルチファンクションスポーツステアリングホイール、レッドステッチ入りのレザーDINAMICAシートが装備され、特別感のある仕立てとなっている。