4月期の好業績を支えたのは、FCAジャパン全ブランドでの好調だ。アルファロメオは、昨年導入された新グレードが引き続き好調で、昨年と比較して2.2倍の販売となった。ジープでは「レネゲード80周年特別限定車」が販売を押し上げ、フィアットでは安定した人気の500シリーズ限定車「500/500Cエレガンツァ」に加え、限定車「パンダ クロス4X4」が導入され、販売を後押し。そしてアバルトでは、「Make Your Scorpion」プログラムが導入され、新色マットブルーが595シリーズに期間限定で設定されたことで、昨年より1.5倍多い来店数を記録している。
この度の記録を受けて、FCAジャパンのポンタス・ヘグストロム代表取締役社長兼CEOのポンタス・ヘグストロムは次のようにコメントしている。
「今年は単月で2度も10%を超える市場シェアを獲得してきましたが、4月はそれを上回る結果で、今年最高でした。全ブランドにおいて市場を大きく上回る伸びを記録し、第2四半期をこのような素晴らしい形でスタートできたことを嬉しく思います。この勢いが止まる理由は見当たりませんので、5月にも期待しています」