2017年に開始した同サービスは現在、東京、福岡、大阪、愛知、神奈川、千葉、福島の7都府県で展開し、2021年3月現在で約140拠点・約200台で運営されている。男女問わず20~40代を中心に多くのユーザーを獲得している。
このたびの連携により、出発地点からEveryGoステーションへの移動にシェアサイクルを利用することで、公共交通機関とEveryGoのシームレスな乗り継ぎが可能になる。同社では、さまざまな移動手段を組み合わせることで、出発地から目的地までのスムーズで快適な移動体験の提供を目指すとしている。
シェアサイクルサービスとの連携においては、福岡市、名古屋市、東京都台東区・墨田区で展開しているCharichari、東京都、神奈川県などを中心に展開しているHELLO CYCLINGというふたつのシェアサイクルサービスとの連携を開始し、EveryGoアプリ上でシェアサイクルの貸出/返却ポートや、利用可能な自転車の情報が確認できるようになった。
●サービス提供エリア
〈福岡市、名古屋市、東京都台東区・墨田区〉
・開始時期:2021年3月1日~
・サービス名: Charichari
・運営会社:neuet(ニュート)株式会社
・拠点数・自転車台数: 430カ所箇所、1800台
〈東京都、神奈川県〉
・開始時期:2021年4月中旬~
・サービス名:HELLO CYCLING
・運営会社: OpenStreet株式会社
・拠点数:3400カ所
※ホンダカーズ東京中央の3店舗(野沢店・三鷹店・蒲田店)では、EveryGoステーションに加え、HELLO CYCLINGのシェアサイクルも設置している。
一方、小田急電鉄のスマートフォン向けMaaSアプリEMotとの連携は2021年6月からを予定している。EMotは電車・バス・シェアサイクル・デマンド交通・カーシェアなどさまざまな「行き方」をユーザーに提案するアプリで、移動手段のひとつとしてEveryGoが利用可能になる。
今回の連携開始により、EMotでEveryGoのステーションを検索しやすくなり、電車で出かけた先でEveryGoに乗り換えて移動する、といった複数の移動手段を組み合わせた移動がより便利になる。