3月29日、日産自動車は4月2日〜4日に千葉・幕張メッセで開催される「ジャパンキャンピングカーショー2021」への出展を明らかにし、同社ショーでの展示車を発表した。

キャンプなどの趣味としての車中泊を楽しむだけでなくテレワークに活用できたり、災害時などには一時的な避難場所として使用することも可能

同ショーで日産は、「NV350キャラバン マルチベッド」や「NV200バネット マルチベッドワゴン」「セレナ マルチベッド」といった、近年人気が高まっている車中泊ニーズに対応したモデルを披露する。




これらのモデルは、多彩なシートアレンジや収納式のベッドシステムを備えることで、普段は、通勤や家族の送迎、買い物など通常通りに使いながら、アウトドアでのシーンでは、高い実用性と快適な車室空間を提供する。また、キャンプなどの趣味としての車中泊を楽しむだけでなく、もしもの災害などには、一時的な避難場所として使用することも可能だ。

NV350キャラバン マルチベッドは、荷室スペースに左右跳ね上げ式のベッドシステムと硬質のフロアパネルを装備することにより、車内での快適な休憩や宿泊のための機能を有しながら、積載性も兼ね備えたモデル。ベッドは荷室全面にわたって展開できるほか、左右に独立させた状態での使用もできる。また、ベッドをベンチとして、オプションのテーブルと組み合わせて使用することも可能となっている。アウトドアスポーツや大きな機材を使用する趣味に、さらには、テレワークの仕事部屋としてなど、使用シーンに合わせてさまざまなアレンジが可能だ。

NV200バネット マルチベッドワゴンは、ワゴン2列シート仕様のグレードがベース。「インテリジェント エマージェンシーブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)」、「ハイビームアシスト」、「LDW(車線逸脱警報)」、「標識検知機能(進入禁止標識検知、最高速度標識検知、一時停止標識検知)」などの先進安全装備を採用している。「マルチベッドワゴン」専用ボディカラーとして、趣味のフィールドでも都会の街並みのなかでも個性が光る2種類のパステル調2トーンカラーが追加設定されている。専用2トーンカラー車では、ボディカラーに合わせた色のベッドシステムとフロアパネルを選択することも可能だ。また、ベッド横で食事などに使用できるテーブルも、オプション設定されている。

セレナ マルチベッドは、セレナで好評の「XV」、「ハイウェイスターV」、「e-POWER XV」、「e-POWER ハイウェイスターV」グレードがベース。いずれも人気のオプションの「防水シート」を標準装備しており、ベッドボードにはシートと同じ防水性のある素材を採用し、汚れが拭き取りやすいなど、手入れが簡単だ。

●「ジャパンキャンピングカーショー2021」概要


・日時:4月2日(金)〜4月4日(日)/11:00~19:00(4日は18:00まで)


・会場:幕張メッセ 国際展示場4・5・6ホール(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)


・主催:ジャパンキャンピングカーショー2021実行委員会/テレビ朝日/BS朝日


・入場料:大人(高校生以上)1000円/小人(小・中学生)600円 ※未就学児は無料
情報提供元: MotorFan
記事名:「 日産自動車が「ジャパンキャンピングカーショー2021」に出展! NV350キャラバン マルチベッドなど車中泊ニーズ対応モデルを披露