3月26日、ダイハツは紫外線(UV)による除菌装備「ウルトラバスター」を、全国の販売会社に3月27日から順次、無償貸与すると発表した。

室内(25㎥)の浮遊ウイルスを約11分で90%低減、約21分で99%低減できる効果を確認済み

ウルトラバスターは、カスタマー視点でモノづくりの本質を研究し、把握したニーズをいち早く具現化するために社内に設立した「くらしとクルマの研究所」が開発。クルマづくりで培ったノウハウを活かし、空気吸入口から出口までの構造を設計することで、静粛性等の性能向上を図っているのが特徴だ。社内の診療所や事務所、近隣の医療機関や販売会社で実証実験を行い、改良を重ね、ダイハツから医療従事者への感謝の気持ちを込めて、今年2月より近隣医療機関等に約250台無償貸与してきた。




そして今回は、貸与先の医療機関で好評を得ていることを踏まえ、来店者に少しでも安全・安心な環境をつくるため、全国の販売会社に順次展開することとなった。このウルトラバスターは、室内の空気を強力に吸い込み、筐体内に格納された6本の紫外線ランプの照射により除菌する装置。専門機関による試験では、室内(25㎥)の浮遊ウイルスを約11分で90%低減、約21分で99%低減できる効果が確認できている。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 ダイハツが紫外線による除菌装置「ウルトラバスター」を全国の販売会社に無償貸与。来店者に少しでも安全・安心な環境を提供