自動車専門誌からモノトレンド誌まで幅広く活躍する塚田勝弘さんが選んだ「理想の2台持ち」は、ホンダN-ONE RS(6MT)とランドローバー・ディフェンダー。どちらも最近試乗した新車の中で、強く印象に残ったものだという。




TEXT●塚田勝弘(TSUKADA Katsuhiro)

交差点一つ曲がるだけで楽しい6MTのホンダN-ONE RS

憧れの旧車も浮かぶものの、所有したときのあれこれを考えると、こうした理想、夢想の2台を挙げるだけでも二の足を踏んでしまう。そこで、最近乗った中で印象的だった2台をセレクトしてみた。




新型ホンダN-ONEのRS(MT)仕様が想像以上に楽しくて、ターボの加勢があるとはいえ、660ccとは思えない速さを、ダッシュ力をMTで自在に操れるのに惚れてしまった。高速も元気に走ってくれるし、街中の交差点一つ曲がるだけで楽しい。

ホンダN-ONE RS

現在、マツダ・デミオのMTに乗っているので、次はこちらにダウンサイジングしようかなと思ったほど。




ホンダにはS660という選択肢もあるけれど、4人家族の自分には、街乗りからワンデードライブに対応してくれるのもうれしいし、前席は比較的乗り心地もフラットで、快適性、静粛性も担保されている。スーパーハイトワゴンのように空気を運んでいるような気分にならずにすむのもいい。毎日の通勤でどうせなら運転を楽しみたい!!という人にオススメです。

こうしたお題で必ず挙げるのは、レンジローバーの最上級グレードに決めているのだが、いい加減、馬鹿の一つ覚え...。そこで、もう1台は、モノコックボディになり、そのスタイリングも旧オーナーからは賛否両論ありそうな現行ランドローバー・ディフェンダーにしたい。




オンロードでの快適性はさすがにレンジローバーには及ばないけれど、よりオフロードテイストが感じられる内・外装は、新鮮味もある。4人家族であること、乗降性などの利便性を考え、5ドアの110(ワンテン)をチョイスしたい。

ランドローバー・ディフェンダー

エクスプローラーパック装着車

ディフェンダーには、インポーターが推奨するアクセサリーパックが4タイプ用意されていて、キャンプくらいにしか行かないが、「エクスプローラーパック」をセレクト。




準備の際にあれこれ悩まず、「エクスペディションルーフラック」にどんどん載せていきたい。なにせ132kgまで載せられるらしいから荷室と併用すればキャンプ道具なんて余裕だろう。子どもが汚した服や靴などは、「エクステリアサイドマウントギアキャリア」に入れてしまえばOK。




また、大人でも乗降は少し苦労するので、サイドステップもぜひ装着して、家族でスキー(スノボ)も楽しむ相棒にしたい。

『理想の2台持ち』は毎日更新です!




1台でなんでもこなすよりも、目的を分けた2台を所有することで、


カーライフはもっと豊かになる。ということで、自分のライフスタイルや好みに合わせた理想の2台の組み合わせを、自動車評論家・業界関係者に選んでいただきます。明日の更新もお楽しみに!
情報提供元: MotorFan
記事名:「 【理想の2台持ち|ホンダN-ONEとランドローバー・ディフェンダー】最近試乗した中で強い印象を残した2台の組み合わせ(塚田勝弘)