SHOEIは、ピュアスポーツフルフェイスヘルメット「Z-8」を2020年3月に発売する。価格は5万1000円(税別)。

SHOEI・Z-8 ……5万1000円(税別)

コンパクト&軽量の追求と快適なライディングのための機能性を両立したSHOEIのZシリーズは、フラッグシップの「X-Fourteen」、プレミアムツーリングフルフェイス「GT-Air」シリーズに続く、SHOEIフルフェイスラインナップを代表するモデルのひとつ。「X-Fourteen」「GT-Air」に比べ、比較的シンプルな帽体デザインを採用しつつ、最新技術を豊富に盛り込むことで、どんなマシンにも似合う万能性の高いモデルとなっている。




そんなZシリーズの特徴を受け継ぎつつ進化を遂げた最新モデルである「Z-8」は、新たなシールドシステムや、高効率ベンチレーションシステム、新静音設計を採用。より一層の快適性を実現したモデルとなっている。




帽体はシェルサイドの特徴的なカットラインを踏襲しながら、風洞実験により空力性能を向上させた新形状を採用。ドラッグ(後方への引張り力)-5.5%、リフト(浮き上がり力)-3%の向上を得ている。また、ベンチレーション機能もシンプルな帽体形状を損なわないように進化。エアインテークホールを従来モデルより1か所増やすとともに、左右にアッパーエアインテークを装備し換気性能を高めている。




シールドは、厚みを部位ごとに変更し良好な視界を確保した「CWR-F2シールド」を新採用。シールドロックシステムをセンターに装備することで、開閉操作時のたわみを抑え操作性を向上させるとともに、シールドと窓ゴムの密着性を高める構造とした。




加えて、シールドの曇りを防ぐPINLOCK® EVO lensを標準装備。快適性と良好な視界を確保している。従来モデルから踏襲したシールド微調整機構は、ダイヤルタイプからレバータイプに変更。レバーを調整位置に動かすことで、シールドの密着性を左右とも1ミリ程度微調整が可能となった。




快適なライディングを創り出す静音機能も改良。耳に近い部分の走行風の乱れを抑える、新形状の「ボーテックスジェネレーター」を新たに備え風切り音を低減。さらにシェルサイド部分のチークパッドと衝撃吸収ライナーを、首回りを包み込むようにフィットするよう改良、被り口からの風の侵入を防いでいる。

ルミナスホワイト
ブラック
マットブラック
バサルトグレー
マットブルーメタリック
マットディープグレー
ワインレッド
マットブラック(リヤ)

軽く、小さくをコンセプトに進化をし続けるZシリーズ。構成するパーツひとつひとつの軽量化を進め、スポーツフルフェイスとして極限の軽量化を追求。SHOEIラインナップにおいて、コンパクト&ライトウェイトモデルのひとつの指標となっている。また、最新の空力性能をシンプルにまとめた帽体デザインながら、高効率なベンチレーションシステム、静粛性を高め快適なかぶり心地の内装を採用。あらゆるスポーツライディングにマッチする汎用性を獲得している。




・コンパクト&ライトウエイトボディ


・デザインと機能性を両立した、洗練されたエアロフォルム


・長時間のライディングで実感できる静音設計


・自然でクリアな視界を確保する、2次曲面形状の新開発CWR-F2シールドを採用


・低温時や雨天時に視界の妨げとなるシールドの曇りを防ぐPINLOCK® EVO lensを標準装備


・汗をかきやすい部分に吸湿速乾性の高い生地を、ヘルメット着脱時に肌と擦れる部分に柔らかい起毛生地を、ハイブリッドで使用した快適性の高い内装


・アクシデント時に備えた緊急用ヘルメット取り外しシステム「E.Q.R.S.(Emergency Quick Release System)」を装備

■価 格:51,000円(+消費税)


■規格:JIS規格


■サイズ:XS(53㎝)、S(55㎝)、M(57㎝)、L(59㎝)、XL(61㎝)、XXL(63㎝)


■カラー:ルミナスホワイト、ブラック、マットブラック、バサルトグレー、


マットブルーメタリック、マットディープグレー、ワインレッド


■構造:AIM+(Advanced Integrated Matrix Plus Multi-Fiber)強靱なガラス繊維と3次元形状とした有機繊維の複合積層構造を基に、高い弾性性能を持つ高性能有機繊維をプラス、軽量でありながらも剛性弾性に優れる高性能なシェル構造。


■付属品:布袋、ブレスガードF、チンカーテンD、シリコンオイル、CWR-F2 PINLOCK® EVO lens、スペアPINLOCK® PINセット、SHOEIロゴステッカー
情報提供元: MotorFan
記事名:「 SHOEI・Z-7が進化! ピュアスペーツフルフェイス「Z-8」が登場