また、外出先ではEV・PHV充電サポート(トヨタが提供するEV、PHV向けの充電会員サービス)に加入することで、G-Station(充電器)が設置されているトヨタ車両販売店(約4200基)をはじめ、全国の普通充電スポット(約1万800基)での充電が可能だ。
キャビン部分をブラックアウトしたエクステリアは、LEDのヘッドランプやリヤコンビネーションランプも取り込み、凝縮感とEVデザインとして特徴的なグラフィックを創造。毎日使う充電/給電インレットをヘッドランプの間に配置し、扱いやすさに配慮されているのも特徴だ。
外板は樹脂製で軽量化を追求。ボディカラーには、キャビンのブラックに、鮮やかなシアンメタリック、アクティブで深みのあるオレンジメタリックなどと組み合わせた2トーンカラー(※)を全5色設定。加えて、キャビンに加えボディもブラックアウトしたスリートーンカラー(※)を、全3色から選択可能だ。
※上級グレード「G」にオプション設定
室内幅1100mmを確保した室内は、大人2名が並んで座れるシンプルな空間を実現。インストルメントパネルには、メーターを中心とする機能系装備をホワイトのセンタートレイ上に配置。ブラックを基調とするインテリアとのコントラストにより、実際のサイズ以上に広さを演出。スイッチ類もセンターパネルに集約し、人にやさしい操作性を実現している。
トヨタは、EVのさらなる普及を進めていくため、ラインナップを拡充するとともに、「協調」の姿勢でオープンに仲間を募り、新たなビジネスモデルの構築を目指している。まずは日本で、シーポッドや歩行領域EV、トヨタi-ROADを用いて開始。現在、200以上もの法人や自治体とともに検討を進めている。
具体的には、今回のシーポッド発売を機に、EVならではの新たなサービスを実証的に提供していく。最適な充電設備工事とCO2フリー電力などのEV向け電力プランについて、ひとつの窓口でサポートする法人向けワンストップサービス「TOYOTA GREEN CHARGE」を中部電力ミライズ(株)と共同開発。同社ならびに関西電力(株)、東京電力エナジーパートナー(株)と提携して同サービスを展開する。さらに、観光情報とのセットでTOYOTA SHARE(スマートフォンひとつでかんたんに使用できるトヨタのカーシェアサービス)を活用し、利用者の観光・周遊促進を図る「EVカーシェア」など、順次進めていく予定だ。
●トヨタ「シーポッド」モデルラインナップ●トヨタ公式WEBサイト「シーポッド」
・X:165万円
・G:171万6000円
※価格は消費税込み