また、今回の改良で全グレードがJ-OBDⅡ(Japan On-board diagnosisⅡ)に適合することになり、2021年9月1日より適用となる車載式故障診断装置搭載の義務化に対応している。
日野は、豊かで住みよい持続可能な社会の実現を目指し、中期経営戦略「Challenge2025」において「安全・環境技術を追求した最適商品の提供」「最高にカスタマイズされたトータルサポート」「新たな領域へのチャレンジ」の3つの方向性で取り組んでおり、今後も顧客の物流におけるパートナーとして貢献できるよう、挑戦を続けていくという。
前方の車両や歩行者をミリ波レーダーと単眼カメラで検出。警報ブザーとディスプレイ表示で衝突の可能性を知らせ、ブレーキを踏めた場合はプリクラッシュブレーキアシスト。ブレーキを踏めなかった場合はプリクラッシュブレーキを作動させ、衝突回避(対車両の場合)または被害軽減をサポートする。プリクラッシュブレーキは歩行者に対しては自車が約10〜80㎞/hの速度域で作動し、被害軽減をサポートする。また、車両に対しては自車が約10㎞h以上で作動。たとえば、停止車両に対し自車の速度が約30㎞/hの場合は、衝突回避または被害軽減をサポートする。
*“PCS”はトヨタ自動車(株)の商標です。
*ミリ波レーダーは動物、立木など金属製以外のものは検知できません。また、自転車、オートバイなどは金属製でも障害物として検知できないことがあります。詳しくは日野販売会社にお問い合わせください。
道路上の白線(黄線)を単眼カメラで認識し、ドライバーがウインカー操作を行わずに車線を逸脱する可能性がある場合、ブザーとディスプレイ表示による警報で報知する。また、車両のふらつきを検知してブザーおよびディスプレイの表示により休憩を促す。
ハイビームとロービームを自動で切り替え、夜間の歩行者などの早期発見をサポート。切り替え忘れを防ぐほか、手動操作の煩わしさも軽減する。