133.5kgはちょいデカ？ それともコンパクトサイズ？｜台湾のNEWモデル・キムコ KRV

台湾のメーカー「KYMCO（キムコ）」はコンパクトでスポーツ性能を高めた175ccスクーター「KRV」を発表。シャープなイメージの外観、パワフルな17馬力の水冷4ストSOHC単気筒4バルブエンジン、ミッション車のような独立スイングアームなどを採用。133.5kgのボディは125ccクラスと比べるとやや大きいが、180ccクラスの中では軽量な部類。軽さや取り回しを重視するならば、かなり気になる1台だ。


REPORT●北秀昭(KITA Hideaki）


※注：国内での発売は未定

台湾発！前後13インチホイール採用のコンパクトな175ccスクーター

既存のコンパクトスクーターの概念を覆す、驚異的な走行性能を獲得。

　台湾の大手メーカー「KYMCO（キムコ）」がリリース予定のニューモデル「KRV」は、水冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒175.1ccエンジンを搭載した、スポーツ性を高めたミドルスクーター。前後13インチホイールとコンパクトな車体を活かした軽快な走りはもちろん、17馬力のパワフルさでロングツーリングも余裕でこなす、実用性・レジャー性・スポーツ性を備えたオールラウンダーな1台として仕上げられている。




　前後13インチホイール＆ホイールベース1400mmのコンパクトな車体は、133.5kgまで軽量化。キムコのフラッグシップモデル「AK550」にも採用の、ミッション車のような独立スイングアームを導入。これにより、前後重量の理想的なバランスを確保するとともに、車両の重心も抑えられ、コーナリング性能を大幅にアップしている。




　ブレーキは前後とも制動力が高く、スポーツ性の高いディスク式を採用。フロントサスペンションは正立型、リヤサスペンションはモノショック型。安全性を高めたABS（アンチロックブレーキ）に加え、電子制御システムのTCS（トラクションコントロール）装備モデルもラインナップ。

灯火類はLEDを採用。

テールランプやウインカーにはLEDを採用。

フロントブレーキはΦ270mmローター採用のディスク式。

ミッション車のような独立スイングアームを導入して走行安定性を向上。

かち上がたスポーティーなサイレンサー。バンク角も大幅にアップ。

リヤサスペンションはモノショック型を採用。

大容量のシート下収納スペース。

便利なキーレスシステムを採用。携帯電話の充電に便利なUSB充電ポートも装備済み。

視認性に優れた多機能のカラー液晶メーター。

全長×全幅×全高：1960mm×755mm×1115㎜


ホイールベース：1400㎜


シート高：795㎜


車両重量：133.5㎏


エンジン形式：水冷4ストソークSOHC4バルブ単気筒


総排気量：175.1㏄


最高出力：17.03ps/8000rpm


最大トルク：1.58kgm/6500rpm


燃料供給方式：FI


燃料タンク容量：7.2L


変速機形式：Vベルト無段変速


ブレーキ：前Φ270mmディスク式・後Φ234mmディスク式


タイヤサイズ：前110/70-13・後130/70-13