豊田合成は12月10日、燃料電池自動車(FCV)の主要部品である高圧水素タンクを生産する「いなべ工場」でラインオフ式を開催した。

 式典には、三重県の鈴木知事、いなべ市の日沖市長、トヨタ自動車元町工場の岡田工場長をはじめとする関係者、豊田合成の関係役員と従業員らが参加した。


 いなべ工場では、トヨタ自動車が2020年12月に発売した新型MIRAI向けの高圧水素タンクの生産を11月から開始しており、今後も燃料電池自動車の普及拡大に対応して生産能力を順次強化していく予定。




〔いなべ工場の概要〕


工場名:豊田合成 いなべ工場


所在地:三重県いなべ市 藤原町 藤ヶ丘6番1


生産品目:高圧水素タンクなど


面積:敷地 約130,000m2 建屋 約21,000m2


従業員数:約100名


環境設備:太陽光発電パネル 1,600kW(2021年3月設置予定)


     風力発電 5kW×2機


     水素燃料電池発電 3.5kW


     地中熱空調、LED照明(全灯)

情報提供元: MotorFan
記事名:「 豊田合成:燃料電池自動車向け高圧水素タンクを生産するいなべ工場が稼働開始