TEXT●永福ランプ(EIFUKU Ramp)
これまで49台クルマを買っている私ですが、SUVはゼロ! そんな私が勧めてもまったく説得力はありませんが、300万円以下ならトヨタ・ヤリスクロス...かと思いきや、ちょっとハズしてダイハツのタフトを推したいです!
タフトはいいです。まずデザインがいい。軍事オタクとして、あのステルス軽戦車的なスタイリングに萌えます。ダイハツの新プラットフォーム「DNGA」は、トヨタの「TNGA」クリソツで、実に剛性が高くしっかりしてる。エンジンもスバラシイ! 660ccでここまでトルク出すのか!と感動。
SUV童貞の私ですが、タフトは真剣に欲しい。SUVという感覚もあんまりないし。それ以前に軽だから。近距離用としてなんだかとっても便利そう!
600万円以下では、フォルクスワーゲンのTクロスがよかったなー。見た目はちょっと野暮ったいんだけど、1リッターターボエンジンがめっちゃイイ! 下からトルクがあって上までキーンって回る! サイズ感もイイ! 輸入SUVとして全幅1760mmは一番コンパクトな部類で、5ナンバー感覚で取り回せる。600万円以下と言いつつ300万円強の価格もリーズナブルっしょ?
予算無制限、つまり「カネならいくらでもある!」ってことなら、ランボルギーニ・ウルスしかない。
ウルスには感動しました。つーか笑いました。笑いが止まらなくなりました。すべてがスーパーで。スーパーな加速、スーパーなコーナリング。それはまぁ、「SUVなのに」という期待値の低さゆえの面もあるけれど、人間は常に期待値をベースに笑ったり泣いたりするものなので、SUVとして想像を絶する加速やコーナリングに、つい笑ってしまうのです。
そしてなによりすばらしいのは、スーパーなスタイリング! すべてを超越したオラオラ感の極致! 誰もが避けてくれる(であろう)万能感! ランボルギーニウルスバンザ~イ。カネがいくらでもあるなら1台欲しいなぁ。
『予算別おすすめSUV・3選』は毎日更新です!
ますます人気が盛り上がっているカテゴリー、SUV。自動車メーカーも開発に力を入れており、ラインアップが充実しているのはうれしいのだが、どれを選べばいいのか迷ってしまいがち。
そんな迷えるSUVオーナー予備軍のために、「予算300万円まで」「予算600万円まで」「予算無制限」といった具合に予算別のベストSUVを紹介。毎日、自動車評論家・業界関係者に3台選んでいただくので、明日の更新もお楽しみに。
※今回の企画では、最も安いグレードの価格が300万円以下のSUVは「予算300万円まで」、同じく最廉価グレードが600万円以下なら「予算600万円まで」に分類しています。