1900年にアメリカのウィリアム・コールマンが設立したガソリン式ランプの製造販売会社を前身とするキャンプ用品メーカーの老舗、コールマン。先日、2021年新製品展示会が関係者向けにオンライン開催されたが、その中からオートキャンプやツーリングキャンプにうってつけの新製品をご紹介しよう。

車と連結して車内空間を有効的に活用できる「カーサイドテント」

「カーサイドテント」(3025)は、車を移動だけでなく、荷物置きや宿泊場所として活用しようという考えに基づいて作られた、車と連結して車内空間を有効的に活用できる4~5人用のテントだ。


車の横や後ろに接続して日中はカーサイドタープのようなシェードとして使用。インナーテントを吊り下げれば、夜間の寝室として使うこともできる、ひとつで2役のスグレモノ。車と接続している以外の3面がメッシュ、オープン、クローズ可能で、別売のキャノピーポールを使用して自立させることもできる。


車に接続しているから、外に出ずに車の荷物を出し入れでき、急な天候悪化で心配な時はすぐに車内に避難できる。全高約160~195cmの車に連結できるため、ミニバンに限らず、見た目がちょっと背の高めのクルマならたいてい利用できるはず。


本体サイズは間口330×奥行き325×高さ210cm(概寸)、インナーテントは間口300×奥行き250×高さ185cm(概寸)。収納サイズは約φ23×73cm、重量は約10kg。予価3万6182円 (税抜)

日よけのシェードとして使用している場合。

シェードの中に吊り下げ式のインナーテントを装着すると寝室に。

インナーテントを装着、別売のキャノピーポールで自立させた場合。

車のリヤドアに装着した例。

インナーテントはかなり余裕ある広さ。

車内と車外のテント、2つのスペースが有効活用できる。

車との連結部分はしっかり覆われているため、雨が降っても濡れずに出入り可能だ。

テントにもシェードにもなる広げるだけの組立簡単テント「パーティーキャビン」

広げるだけで簡単に組み立てできる日よけシェードに、寝泊まり出来る寝室がジョイントできるから、日中はシェードとして夜はテントとして使用可能の1つ2役の組立簡単テント「パーティーキャビン」(3025)。


テントの壁は垂直に立ち上がっているため、室内空間はかなり広く感じられ、横窓装備で通気性抜群の3面メッシュ仕様。天井には大きなベンチレーションを装備して熱気を解放、涼しく過ごせる。初めてのキャンプでも簡単・安心だ。


本体サイズは間口300 ×奥行き300×高さ250cm(概寸)、インナーテントは間口300×奥行き250 ×高さ215cm(概寸)。収納時サイズは24×奥行き21×100cm(概寸)、重量は約16.5kg。予価2万9819 円(税抜)

インナーテントを装着して寝室とした状態。

壁面が垂直に立ち上がっているため室内空間はかなり広め。

横窓装備で通気性抜群の3面メッシュ仕様。

組み立ては簡単。折りたたまれたフレーム(①)を展開し(②)、屋根部分を装着(③)して足を伸ばす(④)だけでシェードが出来る。

シェードの屋根の中央にインナーテントを吊るせば寝室に。

日光による温度上昇を抑え涼しくぐっすり眠れるコンパクトテント「ツーリングドームLX」

バイクのツーリングキャンプやソロキャンプで好評を博しているコンパクトテント「ツーリングドーム」に、大人2人でもゆったりと過ごせるLXサイズが追加された。「ツーリングドーム」はコンパクトながら横幅が210cmあるため、男性でも快適に過ごすことが出来るのが特徴。日光による温度上昇を抑えるダークルームテクノロジーを採用しているため、涼しくぐっすり眠ることができる。必要に応じて室内に光を取り込めるクリアルーフウィンドウも装備。


収納・移動に便利なコンパクト収納設計でありながら、雨天時でも室内に直接雨が入り込まず荷物やシューズ置き場に便利な前室空間を持つのも特徴。さらに別売りのキャノピーがあれば、前室に大きな日よけ雨よけスペースを作ることが可能だ。


インナーテントは間口210×奥行き180×高さ110cm(概寸)、収納サイズは約φ21×49cm、重量は約5.7Kg。予価2万728 円(税抜)

広くて便利な前室空間。

インナーテント。組み立ては一般的なテントと同様。

日光による温度上昇を抑えるダークルームテクノロジーを採用。

別売りのキャノピーがあれば、前室に大きな日よけ雨よけスペースが作れる。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 ちょっと待った! キャンピングカーを買う前にこれ、どうででしょう? コールマンの2021年新製品