燃費向上で需要が高まることが予想されるEGRクーラーだが、性能アップ&小型化でエンジンルームに余裕のない小型車への搭載も広がりそうだ。
縦渦を発生させるフィン自体は過去にも研究されてきた。四角や三角のフィンを八の字形状に配置することで縦渦を発生させる考えだったが、今回カルソニックカンセイが開発した台形は今まで研究されてこなかった。台形フィンを使うと三角フィンよりも強い縦渦が得られるというメリットがある。熱交換を効率的に行なう縦渦を活用することで、同一ガス抵抗時の比較で12~36%の性能向上を実現した。また同一性能時の比較では21~29%の軽量化を実現している。サイズでは長手方向で12%の小型化ができた。衝突安全性の確保などで場所の取り合いになっているエンジンルームで、EGRクーラーが小型軽量化できるメリットは大きい。小型車への適用も広がるはずだ。