それでは「軽四輪車通称名別新車販売台数」でモデル名別の販売台数を見てみよう。
1位:ホンダ・N-BOX 1万4514台(前年同月比79.4%)
2位:スズキ・スペーシア 1万0579台(前年同月比99.1%)
3位:ダイハツ・タント 9151台(前年同月比54.3%)
4位:ダイハツ・ムーヴ 7594台(前年同月比86.3%)
5位:スズキ・ハスラー 6384台(前年同月比198.4%)
6位:日産・ルークス 6208台(前年同月比-%)
7位:ホンダ・N-WGN 5853台(前年同月比84.1%)
8位:スズキ・ワゴンR 5668台(前年同月比87.9%)
9位:ダイハツ・タフト 5292台(前年同月比-%)
10位:スズキ・アルト 5020台(前年同月比105.7%)
11位:ダイハツ・ミラ 4643台(前年同月比72.2%)
12位:日産・デイズ 4445台(前年同月比33.1%)
13位:スズキ・ジムニー 3257台(前年同月比170.0%)
14位:三菱・eK 2135台(前年同月比55.9%)
15位:トヨタ・ピクシス 1864台(前年同月比87.0%)
1位は絶対王者のN-BOX。前年同月比は79.4%と落ち込んではいるものの、2位の2位に約4000台の差をつけて、トップを維持し、安定した人気を見せた。2位スペーシア。こちらは前年同月比99.1%とほぼ昨年と変わらない水準を維持している。3位はタント。ライバルスペーシアと比べ1428台の差がついた。昨年の7月に新型が発売され、販売が好調であったため前年同月比は54.3%と落ち込んでいる。5位のハスラーは今年の1月に新型に切り替わり、前月同様好成績を維持している。前年同月比198.4%を記録した。1位から5位までは7月と同じ顔ぶれで、順位の変動もまったくなかった。
やはりこうしてみるとスーパーハイトワゴンの強さが安定した人気を見せている。室内も広々しており、どのメーカーも使い勝手や安全装備など工夫が凝らされており、子どものいる家庭はもちろんのこと、幅広い年齢層に受け入れられている。
一旦回復したかに見えた軽自動車販売台数は、またもやコロナウイルスのために落ち込んでしまった。先が見えないウイルスとの戦いで不安な部分もあるが、少しでも早く元のペースに戻ることを切に願っている。