REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)
筆者の愛車であるホンダ ゴリラのホイールは、ノーマルの8インチから10インチに大径化しているが、いつも苦労するのが、ガソリンスタンドでの空気入れの時。フロントはクリアランス(すき間)に余裕があるので、どんなタイプの空気入れでも対応できるが、リアは空気注入孔とハブのクリアランスが狭いため、写真上のように空気を入れることができない。 ほとんどのガソリンスタンドの空気入れが、写真のタイプを採用。ごくたまーに、愛車のゴリラにも使える「頭の丸くなった」タイプを備えたガソリンスタンドもあるが、そんなスタンドに限って、メッチャ遠方にあったりする。空気入れのために、時間とガソリン代を費やし、メッチャ遠方のガソリンスタンドまで出陣しているわけだ。 ある時に発見したのが、接続するだけでエアバルブの角度が変更できるアイテムだ。
今回テストしたのは、通販で購入した、角度の異なる2種類のエクステンションエアバルブ(メーカー不明)。エアバルブの向きを簡単に変更することができ、ガソリンスタンドなどでのタイヤの空気入れ作業も簡単に行えるのが特徴。筆者のゴリラのように、タイヤ周辺の部品が邪魔になり、空気入れが困難な場合にも、非常に重宝する。
一般的にエクステンションエアバルブは、使用箇所によって使い分けが出来るよう、60°、90°、135°の3種類の角度を設定。今回は異なるお店で購入した60°と135°を使ってみた。 エクステンションエアバルブは、ホイールのエアバルブに接続(ネジ式)して使用するしくみ。60°と135°の両者とも、接続作業途中に、一瞬だけ「プシュー」っとタイヤの空気が漏れるが(接続時に一瞬だけ空気穴が開く模様)、完全に接続してしまえば、空気の漏れはストップ。 空気入れ作業時には、「空気が漏れる」「うまく空気が注入できない」等の不具合は皆無で、通常時と変わらず、スムーズに空気入れ作業できた。
このエクステンションエアバルブを自動車にも使ってみたが、ゴリラの作業時と変わらず、問題なく使用可能。 「タイヤのエアバルブの角度を変えて、スムーズに空気入れ作業を実施したい」という人には超オススメのお役立ちアイテムだ。 なお、エクステンションエアバルブは、いろんなネットショップでも豊富にリリースされている。