REPORT●工藤貴宏(KUDO Takahiro)
ASSISTANT●森脇亜紗紀(MORIWAKI Asaki)(身長160㎝)
PHOTO●中野幸次(NAKANO Koji)平野陽(HIRANO Akio)
※本稿は2020年4月発売の「日産ルークスのすべて」に掲載されたものを転載したものです。
取材車のプロフィール:ハイウェイスターXプロパイロットエディション
ボディカラー:スパークリングレッド/ブラック2トーン
インテリアカラー:プレミアムグラデーションインテリア
オプション:プレミアムグラデーションインテリア&快適パックA
ルーフ内蔵シーリングファン
運転席から簡単に助手席を倒せる
〈運転席まわり〉リラックスできる開放的な空間上質感の高い仕立ても自慢
ステアリングスイッチは左側がメーター内ディスプレイの表示切り替えとオーディオの基本操作。右側はクルーズコントロールなど先進運転機能と発話&ハンズフリー電話の通話スイッチを組み込む。
ナビ・AV・空調
注目装備
居住性&乗降性
ベンチシートを標準とし、一部オプションでは左右独立式のセパレートシートも用意。いずれも着座感は一緒で、アップライトな着座姿勢(先代よりも着座位置が高い)で視界も良好だ。シートは幅も高さも大きめで、途中で角度に変化をつけた中折れ構造による背中のフィット感が絶妙。
高い天井と低い床、そして身体に負担を掛けず乗り降りできる高さの着座位置という3つの要素がハイレベルな乗降性を生んでいる。ドアはほぼ直角まで開く。
乗降性の高さはライバルの中でナンバーワンだ。乗降性を高める3つの要素に加え、注目は開口部の幅。先代より95㎜!も増した650㎜でクラス最大だ。
室内の収納スペース
ラゲッジルーム
ライバルより広い後席の前後スペースを持ちつつ、荷室前後長(スライド最後部)もクラス2番手(トップはN-BOX)の広さを確保。機内持ち込みサイズのキャスター付きスーツケースなら、背もたれを立て気味にすることで積載できる。
後席格納時の奥行きはクラスナンバーワンを誇る。畳んだシートは完全フラットとはいかないが、大きな段差は生じない。スライド位置によらず格納できるのも先代からの進化ポイントだ。