伊藤忠エネクスが取扱う『GTL燃料』が、戸田建設の旧本社ビル解体工事現場の重機向け燃料として2020年3月より使用が開始された。

 今回の『GTL燃料』採用は、東京都内において大手建設会社が建設現場の重機(全8台)向け燃料として『GTL燃料』を正式に採用した初めての事例。戸田建設では、エコ・ファーストの約束(※1)、SBTイニシアチブ(※2)において事業活動におけるCO2排出量の削減目標を設定しており、その目標達成を通じて脱炭素社会の実現へ貢献している。




『GTL燃料』の使用は、現在戸田建設の建設事業に欠かすことのできない、建設機械の燃料となる軽油の使用により排出されるCO2排出量の削減に効果を発揮する。なお、『GTL燃料』には煤が出にくいといった効果もあるため、今後トンネル工事作業所での使用等、引き続き検討されている。

戸田建設本社ビル 外観イメージ

“TODABUILDING” 概要


建設地:東京都中央区京橋一丁目7番1号


規模:【敷地面積】約6,150平方メートル


   【延べ面積】約101,500平方メートル


   【建物階数】地上28階、地下3階


   【最高高さ】約173m


予定工期:2020年3月~2023年度

GTL燃料の特徴等、 GTL燃料の詳細
※1…エコ・ファーストの約束:環境省が進めるエコ・ファースト制度に対し、企業が自らの環境保全に関する取組みを約束するもの。


※2…SBTイニシアチブ:Science Based Targets。気候変動など環境分野に取組む国際NGOのCDP、国連グローバル・コンパクト等による国際的な共同計画で企業のCO2排出削減目標を認定しているもの。
情報提供元: MotorFan
記事名:「 伊藤忠エネクス:東京都内で初めて『GTL燃料』使用開始