クルマの楽しみ方はそれこそいっぱいあるけど、購入したままの”フルオリジナル”で乗る(古いクルマね!)楽しみは、その時代を生きた人、そのクルマの製作に関わった人への敬意、当時の技術の堪能などたくさんある。その、フルオリジナル車というのは人気車種ばかり取り上げられがちだけど、ここでめったに見かけないレアな車種に注目! 70年代後半に発売されたマツダ・カペラ ハードトップだ。

エンジンは1769㏄の排気量を持つ4気筒SOHCのVC型。ロータリーエンジン色の強いマツダだが、このシングルカムのレシプロエンジンはパワーも吹け上がりも良いと評判だった。ブルーに塗られたカタツムリ形のエアクリーナーの下にはシングルタイプのキャブレターが装着される

 こちらのカペラは、内外装共にフルオリジナル状態(ミラー塗装仕上げのみ非純正)で乗られている貴重な車輌だ。このタイプのカペラはイベントでもなかなか見かけないうえに、新車時のままのフルオリジナルで、さらに状態がかなり良いということで、マツダのミュージアムに寄贈が決まっているという筋金入りの貴重&いい状態の車輌。大切に乗ってきたカペラだが、「ミュージアムに保管されるならオーナー冥利に尽きます」とのことで譲渡を決めたのだという。


 詳しく知りたい方は2020年G-ワークス6月号をご覧下さい♪

情報提供元: MotorFan
記事名:「 令和に生きるフルオリ+レア車という貴重な車輌 昭和54年式・CB2V型 カペラ ハードトップ 1800 Super custom(A/T仕様)