今回竣工した第2ラインは、4S(Simple、Slim、Short、Straight)にこだわり、生産性を2割向上させた一貫自動ラインで、更なる需要の増加を見据え、形状の多様化や量の変化に柔軟に対応しながら、多品種の製品を高品質かつタイムリーに生産できるライン設計としている。これにより、岐阜工場の生産能力は、2018年に設置した生産ラインと合わせて2倍となり、 知多工場を含めた同社全体のリードフレームの生産能力は2017年比で約3倍となる。そして、生産能力向上および二拠点化によるBCP(事業継続計画)対応により、顧客によりいっそうの安心と信頼を届ける生産体制となる。
1)所在地:愛知製鋼株式会社 岐阜工場内(岐阜県各務原市鵜沼大伊木町3丁目36番地)
2)生産品目:パワーカード用リードフレーム
3)生産能力:180万個/月(車輌6万台/月分)岐阜工場全体で360万個/月(車輌12万台/月分)
4)投資額:約15億円