■ 精度よく回る(精度)
軸受構成各部品の精度を完成品性能にこだわり全面的に見直すことで、回転精度は従来品の約1/4。
■ 静かに回る(静粛性)
転がり表面の粗さを非常に滑らかに仕上げ、さらに玉と保持器のダイナミックス性能に改良を加えることで、揺れと振動の抑制を実現し、振動値は従来品の約1/2。
■ 速く回る(高速性)
軌道輪に新たに強靭な高窒素ステンレス鋼を採用することで、軸受鋼品と比較し最高回転速度が約30%向上。
■ 軽く回る(低トルク)
転がり運動の阻害要因を大幅に取り除き、回転トルクは従来品の約30%低減。
■ 長く回る(長寿命)
高速回転に有利とされる小さい玉径をあえて使用せず、大きな玉径のセラミックスを採用することで、寿命は従来品の約2倍。
【スピンドル組付時の実績】
1.組付性と、 回転精度向上を実現
軸受の回転精度が非常に高いため、ラジアル振れ最大位置の位相調整が不要で、スピンドルの振れ精度の調整もほとんど必要なく軸の振れ量は≦1μmを達成。
2.高速回転時の軸振れ量削減
30000min-1回転時に従来品を組付けたスピンドルと比較し、軸の振れ量は1/2を達成。
3.回転速度向上
従来品と比較し、最高回転速度が35%向上。
【量産開始】2020年4月
【販売開始】2020年4月
呼び番号7005C~7010Cの即納販売を開始し、順次サイズを拡充
【販売目標】2025年に20億円
【販売先】精密加工機メーカー、半導体製造装置メーカー、宇宙機器産業、精密測定器メーカーなど
【製造工場】ダイベア和泉分工場(超高精度軸受専用工場)