ユーグレナ社は、次世代バイオディーゼル燃料の研究開発と生産を進めるべく、日本初のバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラントを2018年10月末に竣工。また同時に、いすゞ、横浜市、千代田化工建設、伊藤忠エネクス、ANAホールディングス、ひろしま自動車産学官連携推進会議をサポーターとして「日本をバイオ燃料先進国にする」ことを目指す「GREEN OIL JAPAN(グリーンオイルジャパン)」を宣言し、バイオ燃料製造実証プラントの本格稼働とバイオジェット・ディーゼル燃料の供給を目指してきた。今回、次世代バイオディーゼル燃料が完成したことにより「GREEN OIL JAPAN」宣言に賛同する企業に向けて、近日中に次世代バイオディーゼル燃料の供給を本格的に実施する。
なお、いすゞは2018年にユーグレナ社が研究開発用に試作した次世代バイオディーゼル燃料にて性能試験を実施※3しており、次世代バイオディーゼル燃料が石油由来の軽油と同等の性能であることを確認している。
※1 DeuSEL(デューゼル): DIESEL(ディーゼル)とeuglena(ユーグレナ)を組み合わせた造語で、 ユーグレナ(和名:ミドリムシ)からつくったバイオディーゼル燃料を表すいすゞとユーグレナ社の共同で取得した商標。
※2 『DeuSELプロジェクト』に関する2014年のプレスリリース https://www.isuzu.co.jp/press/2014/6_25eco.html
※3 ユーグレナが試作した次世代バイオディーゼル燃料のサンプルを用いて、 いすゞが全負荷性能試験とWHTC排出ガス試験を実施。