REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki)
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カロッツェリアではさまざまなタイプのドライブレコーダーをラインアップ。その中でも最新モデルとなるのがリヤ専用モデルの「VREC-RH200」だ。
すでにフロント用にドライブレコーダーを装着している人に向けた製品で、独立して動作するため他社の製品や自動車メーカー純正品とも組み合わせて使える。近ごろになってあおり運転や追突などが気になってきたという人にぴったりだ。
リヤ専用のため9mの長さを持つロング電源コードをパッケージ。ミニバンやSUVなど車内が広いクルマでも運転席周りからリヤガラスまで無理なく取り回すことが可能だ。両面テープについても熱線を避けられる二分割形状になっている。
本体は写真を見てのようにサイコロ型の超コンパクトサイズ(32×32×34mm)で業界最小クラス。このためルームミラー越しに後方を見ても映り込みはほとんど気にならない。もちろん目視で後方を振り向く際にも視界を妨げることがない。
当然ながら一般的なドライブレコーダーのようには手が届かないため、操作はWi-Fi接続した専用アプリインストール済みのスマホ(iPhone/Android)で行う。記録中の映像を確認したり、マイクロSDカードに収録されているデータをスマホにダウンロードすることも可能だ。インターネット接続ができる環境ならばGPS情報を利用して地図表示も行える。
高感度タイプの200万画素CMOSセンサーを搭載し、フルHD画質による記録が可能。下の写真を見てわかるように昼夜を問わず鮮明な映像を捉えられ、明暗差を自動補正するWDR(ワイドダイナミックレンジ)も搭載している。ガラスの映り込みを軽減させる偏光フィルター(3000円・税別)も組み合わせられる。
また、本体にバッテリーを内蔵し、駐車監視機能をオプション接続なしに実現。衝撃を検知すると自動的に録画(最大約15分)を開始し、最大30日間の動作を可能としている。
■GPS:搭載
■Gセンサー:搭載
■最大記録解像度:1920×1080(フルHD)
■最大記録画角:水平114°/垂直62°/対角130°