・ターボエンジン
エンジンパワー:64ps/5600rpm
エンジントルク:100Nm/2400-4000rpm
モーターパワー:2.0ps/1200rpm
モータートルク:40Nm/100rpm
・NAエンジン
エンジンパワー:52ps/6400rpm
エンジントルク:60Nm/3600rpm
モーターパワー:2.0ps/1200rpm
モータートルク:40Nm/100rpm
■先代デイズルークスエンジンスペック
・ターボエンジン
エンジンパワー:64ps/6000rpm
エンジントルク:98Nm/3000rpm
・NAエンジン
エンジンパワー:49ps/6500rpm
エンジントルク:59Nm/5000rpm
ここで注目してほしいのは、パワー/トルクの絶対値が上がっていることはもちろんだが、発生回転数が下がっていること。特にNAエンジンのトルク発生回転数が先代の5000rpmから3000rpmに下がっているのがポイントで、エンジンを高回転まで回さなくて済むので燃費も良くなるというわけだ。
■新型ルークス燃費(最良値)
・ターボエンジン
JC08モード:22.6km/l
WLTCモード:18.8km/l
・NAエンジン
JC08モード:27.2km/l
WLTCモード:20.8km/l
■先代デイズルークス燃費(最良値)
・ターボエンジン
JC08モード:22.2km/l
・NAエンジン
JC08モード:22.0km/l
先代と比較すると、大画面モニターが独立した形になることでインパネ高さを抑え、スッキリした視界になったことが特徴。また、アイポイントの高さもセレナのようなミニバン並になったことで見晴らしが良く、まわりを確認しやすくなっている。ダッシュビードにも深めのステッチが入ったソフトパッドが貼られ、グッと質感が高まったことも見逃せない。
新型ルークスはホイールベースを65mm伸ばし、前席の着座位置を高めたことで後席&ラゲッジスペースを広げている。後席のニールームは先代よりも81mm広がり、クラストップの広々感を手に入れたのだ。そして、この広さをより活かしてくれるのが、320mmというオドロキの後席スライド量だ。先代も後席スライド量はクラス一番だったが、新型はさらに60mm拡大。後席を目一杯前に出せば、運転席に座ったママが後席チャイルドシートの子どもの世話をするのもカンタン! そのため、助手席には運転席から操作できる前倒しレバーも用意されているのだ。
後席のロングスライドは、ラゲッジルームにもメリット大! 通常状態の荷室スペースも先代より広がっているが、さらに後席を目一杯前にスライドさせた時のスペースは先代比なんと+208mmにも! これはもちろんクラストップの数値で、スーツケースは最大で4つ。そしてBBQグッズ+ベビーカーまで積めてしまうほどなのだ。
また、これまで荷室側から後席をスライドさせることができなかったが、新型ではレバーを起こすだけでカンタンに後席をスライドすることができるようになった。バックドアのステーに新しいガスステーを使うことで、バックドアを閉じるのに必要な力が軽くなっているのもママにうれしいポイントだ。
先代デイズルークスはスライドドアの開口幅が小さめなのが玉に瑕だったが、新型ルークスは開口幅を95mmも増して650mmとクラストップに! さらに足元ステップの通過スペースも可能な限りフラットにすることで先代比148mmも広げている。これで子どもを抱えての乗降や大きな荷物の出し入れもグッと楽になるはずだ。
そして両手が塞がっていても、爪先をBピラーの真下に出し入れするだけでスライドドアを開閉できる(しかも左右とも!)ハンズフリーオートスライドドアを採用しており、スライドドアの使い勝手は劇的に向上しているのだ。
日産のプロパイロットと言えば、高速道路などで前車に追従して車間調整、ステアリング操作をアシストしてくれる長距離ドライブの強い味方としてお馴染みだが、もちろん新型ルークスにも搭載している。ライバルの前車追従式クルーズコントロールが渋滞などの低速域では追従機能がオフになったり、車線維持アシストが対応しなかったりする中、新型ルークスのプロパイロットは渋滞時の停車まで車間&車線維持が対応してくれるので、家族でのお出かけでドライバーの疲労軽減が段違い! なのだ。
新型ルークスでは日産の先進安全装備を惜しげも無くフルに投入。軽自動車という枠を越えた有数の「安全なクルマ」へと進化しているのだ。
■新型ルークスの先進安全装備
プロパイロット
インテリジェントラウンドビューモニター
踏み間違い防止アシスト
インテリジェントエマージェンシーブレーキ
インテリジェントLI
SOSコール
・新型デイズで新たに加わった装備
アダプティブLEDヘッドライトシステム
標識検知機能
先行車発進お知らせ
インテリジェントDA
・軽自動車初の装備
インテリジェントFCW
このように先代から飛躍的な進化を遂げた新型デイズ。もはや軽自動車というくくりは無用で、新しいベーシックカーのスタンダードとして見るべき存在と言っても良いだろう。