電池メーカーや二次電池搭載機器を扱う企業では、製品開発時の安全性確認を行うため、IEC/JIS規格や電池メーカー独自規格に基づく試験を実施している。しかし、これらの規格には様々な環境試験や信頼性試験、解析など多岐にわたる項目が含まれているため、実施のためには高額な各種試験分析装置に加え高い専門性をもつ技術者が必要で、ひとつの会社・機関で全ての試験設備と技術者を整えることは大変難しい状況になっている。
新サービスは、OEGが長年にわたって信頼性評価分野で蓄積したノウハウと設備を活用し、右表に示す44項目の試験・評価・解析を複合的に組み合わせてワンストップで提供する。お客様は試験設備・人的投資が不要で、案件ごとに必要な試験項目を選択して、データを取得することができる。
二次電池については今後も、技術革新や搭載製品の増加にともない、さらなる試験項目の増加や試験条件の変化が予測される。OEGは、引き続き設備環境を整え技術力を向上させて、より多くの試験項目に対応し、顧客製品の開発・設計・製造を幅広く支援していく。