ちなみに、記事をアップした2年前(統計は3年前)はどうだったか、というと、取り締まり件数、約140万件に対して、自ら警察に出頭し、青切符を切られたケースは22万件(約20%)。確かに、総数に対して3%弱ほど、件数では3万件の減少を見てはいるが、それでも当情報局の記事だけではなく、ネットでも同類の記事(中にはパクリ記事もあるが)をたくさん見かけるというのに、未だに知らない人がこんなにたくさんいるとは、ちょっとオドロキだ。
とにかく、「出頭しないorする」は見た目以上に大違い(天国と地獄?)。確かに、罪を認めて素直に出頭し罰を受ける人の方が、交通社会人としてはまともなのかもしれないが、クルマは走っているばかりじゃ役目を果たせないもの。にもかかわらず駐車問題が未だに解決しないのは、この国の基幹産業である自動車製造業を超優遇するばかりで、クルマ社会のインフラ整備やドライバーのマナー向上策には無頓着な無能政府に、その責任の一端があるといえるのだ。もちろん、迷惑駐車は論外だが、必要に駆られて、それでも誰の迷惑にもならない場所を選んでの駐車まで違反に問う方が理不尽だとは言えないだろうか?
というわけで、今、あらためて、出頭することにより被るデメリットを挙げておくので、ぜひ、参考にしてほしい。もちろん、裏技でもズルでもなく、「警察がそれで(も?)いい」と言っていることなので、ありがたく制度に従うことが賢明です!
☆出頭するとこんな目に遭います!最新交通取り締まり情報は、こちら!
1. 青切符を切られた上に、放置違反金ではなく、反則金を支払わなければいけなくなる。金額は同じだが、反則行為で検挙されちゃう訳だから、当然、運転者としての責任を問われることになり、後日、行政処分(2~3点)を受けなければならない。
2. ゴールド免許だった場合は、次回更新時から通常免許となり、また一般運転者講習(800円)、あるいは違反者講習(1,350円)を受けることになる。(ゴールド免許なら優良運転者講習となり、手数料も500円程度で済む)
3.累積点数があった場合、下手すると免許停止、最悪、免許取り消しもありうる。
4.自動車保険料のゴールド免許割引きを受けられなくなる。
5.切符にサインすることを拒めば、99.5%不起訴になり反則金は免れるものの、行政処分からは逃れられない上に、結局、放置違反金の支払い命令が持ち主に届くことになる。つまり、やるだけ無駄。