現行型発表:15年10月(マイナーチェンジ 19年10月)
JC08モード燃費:ー
REPORT●小林 秀雄(KOBAYASHI Hideo)
PHOTO●平野 陽(HIRANO Akio)
MODEL●竹田 愛(TAKEDA Megumi)
※本稿は2019年12月発売の「2020年 最新ミニバンのすべて」に掲載されたものを転載したものです。
■主要諸元 V220d スポーツ ロング(販売終了モデル)
全長×全幅×全高(㎜):5170×1930×1880
室内長×室内幅×室内高(㎜):―
ホイールベース(㎜):3200
トレッド(㎜):前/後 1665/1645
車両重量(㎏):2490
エンジン種類:直列4気筒DOHCディーゼルターボ
総排気量(㏄):2142
最高出力(kW[㎰]/rpm):120[163]/3800
最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):380[38.7]/1400-2400
燃料タンク容量(ℓ):70(軽油)
トランスミッション形式:7速AT
駆動方式:FR
タイヤ・サイズ:245/45R19
最小回転半径(m):5.6
JC08モード燃費(㎞/ℓ):15.3
車両本体価格:―
先進安全装備
撮影車両データ
ボディカラー:ブリリアントシルバー・メタリック
オプション装備:―
ボディカラー
インパネ
乗降性
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写真内の数値は販売を終了した撮影車両のもの。現行ラインナップは全長が4895㎜、5140㎜、5370㎜(受注生産)の3サイズが設定されている。全幅は全車共通で1930㎜で、実測したミラー・トゥ・ミラーは2250㎜に達する。かなりワイドな大型ボディであるが故に、正直なところ日本の道路環境では何かと持て余すシーンもあるだろう。
居住性
1列目:運転席の着座位置はかなり高く、ミニバンというよりマイクロバスを運転しているような感覚。全車に本革シートが標準装備され、前席にはシートポジションのメモリー機能と電動ランバーサポートも備わる。内装色はブラックとベージュを設定。
2列目席にキャプテンシート、3列目席にベンチシートを装備。室内空間は極めて広く、各シートを前後にスライドさせることができるため、乗車人数に応じたゆとりのスペースを確保できる。シート自体も実に堅牢で、大柄な人も満足できる座り心地を実現。
ラゲッジルーム
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うれしい装備
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SEAT ARRANGE
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2〜3列目席に脱着が可能なシートを採用し、さまざまなレイアウト変更に対応。左から2番目の写真は、2列目席を反転させて向かい合うように座る対座レイアウト。左から3番目は、2列目席にベンチシートを配置し、荷室を広く取ったレイアウトだ。一番右の写真のように、「アバンギャルド ロング」のみベンチシートをフルフラット状態に展開することもできる。
バイヤーズガイド
標準ボディとロングの価格差が24万円と少ないのでロングを選ぶのが正解。ロングの方がオプションの選択肢も多い。さらに26万円出せばエクストラロングも買えるが、ホイールベースが長くなるため取り回しが悪くなる。オプションのレーダーセーフティパッケージは選んでおきたい。
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