日本郵便株式会社とホンダは、郵便配達業務で使用する電動二輪車として、電動モデル「BENLY e:(ベンリィ イー)」の導入に合意。2020年1月より、新宿・日本橋・渋谷・上野郵便局の4局から使用を開始。また、東京都を始めとした首都圏の近距離配達エリアに配備するとともに、一部の地方主要都市の郵便局にも配備する。


PHOTO/REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)

2020年度末には、東京都内の郵便配達用バイクの2割が電動化に!

写真左は日本郵便株式会社 執行役員・上尾崎 幸治氏、写真右は本田技研工業株式会社 常務執行役員二輪事業本部長・安部 典明氏。

 日本郵便株式会社とホンダは、2017年3月23日、地球環境に配慮した企業活動の一環として、「郵便配達バイクの電動化」に関する協業を開始。実用化に向けて開発・協議を進めてきたが、2020年1月より、着脱式バッテリー採用の電動スクーター「BENLY e:(ベンリィ イー)」を現場に導入する。




 具体的な導入スケジュールとしては、2019年度中に200台。2020年度中には、業務上の実用性を見て、2000台程度の導入を検討していく予定だ。




 導入地域としては、まず東京の新宿・日本橋・渋谷・上野郵便局の4局から使用を開始。続いて、東京都をはじめとした首都圏の近距離配達エリアに配備するとともに、一部の地方主要都市の郵便局にも配備する。




 ホンダによると、2020年度末には、東京都内における郵便配達業務用バイクの2割が電動となる見込みだ。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 2020年1月より、東京の新宿・日本橋・渋谷・上野郵便局の4局から使用開始