REPORT●遠藤正賢(ENDO Masakatsu)
PHOTO●遠藤正賢、本田技研工業
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今回出品された車両のベースとなったのはAP1(2.0L車)の初期型(ホンダアクセス広報いわく、恐らく最も初期の1999年式とのこと)だが、「フロントエアロバンパー」を装着したその顔つきはむしろAP1-130(2003年10月のマイナーチェンジ)以降のモデルに近く、それをさらにモダンかつレーシーに仕立てたもの。そんな第一印象を筆者は受けた。
それもそのはず、この「S2000 20thアニバーサリープロトタイプ」には、ホンダアクセスがコンプリートカーシリーズ「モデューロX」で培ってきた、風の流れを積極的にハンドリングに活かす“実効空力”、その最新のノウハウが投入されていた。