CT125より人気が出るかもしれない。思わず注目してしまったCub-Rock ! をヒッチキャリヤに搭載したカスタムカー。大胆なアイデアと黒/グリーンのカラーリングにも目が釘付けに。




PHOTO&REPORT⚫️近田 茂(CHIKATA Shigeru)

手頃なサイズ感と軽快なデザインがなかなか魅力的。オフロード散策に持ってこいである。
小径ホイールを採用しながらロングスイングアームを制作してホイールベースは大胆に延長されていた。


 鮮やかなグリーンとシュッツ仕上げの黒ペイントを採用。岩場を走破するオフロード・ビークルをコンセプトに開発されたS-ROCK &Cub-Rock。


 見るからに大胆なビッグフットと大きなロードクリアランスに圧倒されてしまう。しかしそれを上回るインパクトは、なんとジムニーとS660の合わせ技であった事。


 スチールで制作されたバンパーやパイプドアの採用で見事なまでの変身ぶり。こうした企画提案を実現して披露してくれた所に学生パワーの真髄を見せつけられる思いがした。




 ヒッチキャリアに搭載展示のCub-Rockも奇抜なアイデアとデザインセンスが秀逸。


 S-ROCKとは逆パターンにあしらわれたカラーリングを始め、リトルカブの小径ホイールを採用しながら、ロングホイールベースに改造。2本のスイングームを異なる位置で切断し、長い方同士で溶接。さらにモノショック・サスペンションへとオリジナルの改造が施されていた。ヘッドランプやハンドル周りもオリジナル・デザイン。


 商品力としてはCT125に勝るとも劣らない魅力を覚えたのである。




 学生生活の中でこのようなモデル開発を手がけてオートサロンに出展。多くの人の目に触れる機会が与えられる経験は羨ましい限り。後の業界を背負う人材育成にはとても大切。


 近い将来、社会へ巣立つこうした若き学生パワーの存在は侮れないのである。

ド迫力のビッグフット・オフローダー。ボディがS660であることに、すぐには気づけないかも。
助手席側にもグリップを装備。ご覧のシフトノブは本物の石から削り出したこだわりようである。


外径約880mmのビッグフットを装着。足回りは3インチもリフトアップしたツインショックを採用。
シャシーはスズキ・ジムニー、ボディはホンダ・S660という大胆な発想に強烈なインパクトがある。


埼玉自動車大学校
情報提供元: MotorFan
記事名:「 出展のオフロードスポーツカー