データドックは、2019年7月に発表されたディープラーニング(深層学習)用途などに適したNVIDIA DGXに対応するデータセンターを運営している企業として「NVIDIA DGX-Ready Data Center プログラム」のパートナーに認定された。国内で認定された5社の中でも、最大提供電力が実効35kVA/ラックなど高い水準を満たしているデータセンターであることが認められ、今回の提携にいたる。自社データセンターを持っていないもしくは、自社データセンターを持っているが設置要件を満たしていない国内の自動運転開発に取り組む企業の開発促進をサポートしていく。
NVIDIA日本代表兼米国本社副社長の大崎真孝氏は、次のように述べている。
「自動運転車両の開発を効率的かつ安全に実施するためには、堅牢な検証環境が不可欠です。本提携により、高い信頼性と可用性を備えたデータドック運営の“新潟・長岡データセンター”において、NVIDIA DRIVE Constellationを用いたシミュレーションによる大規模検証が可能となります。本提携が、高精度な自動運転車両の実現を加速する一助となることを期待しています」