ホイールベースの拡大などにより、室内は広くなった。フロントのヘッドルームは最大22mm、リヤのレッグルームは116mm拡大。肘まわりのスペースはフロントで34mm、リヤで45mm広くなっており、従来以上の居住性が確保されている。
ラゲッジルームも拡がった。通常時では従来型より14Lプラスとなる435Lを確保。さらに荷室は40対20対40の3分割可倒式リヤシートによってアレンジが可能となっている。荷室最大時の容量は未発表だが、長さで1422mm、幅で1272mmの空間が確保できるという。
パワートレインは今のところガソリン仕様の「GLA200」を設定。163psと250Nmを発揮する1.3L直列4気筒ターボと7速DCTを搭載し、8.7秒の0-100km/h加速、210km/hの最高速、そして最高で17.9km/Lの燃費(欧州複合モード)を実現する。
運転支援システムは最新型が採用され、コンパクトカーセグメントでは最高水準だと同社は主張している。ステアリングアシスト機能や緊急回避機能、出口警告機能、横断歩道での歩行車検知機能など、多彩な機能を盛り込む。例えばアクティブブラインドスポットアシストは、後方から来る自転車も検知し、ドライバーに知らせる。また、衝突回避を支援するアクティブレーキアシストは車速60km/h以下で作動し、静止状態の車両や、歩行者との衝突を回避する。